今、日本各地ですい臓がん早期診断プロジェクトが行われている。全国30か所以上の地域ですい臓がんを早く見つけて治療につなげる対策が成果をあげている。すい臓は血糖値を下げるインスリンや消化液を分泌する役割がある。しかし、体の奥にあるため、レントゲンでは写りにくく、がんの早期発見が難しいとされる。そのため、特別な検査が必要。まずはCT、全身を輪切りで精密に撮影して見ることができる。すい臓がんは1cmを超えただけで生存率が下がってしまう。さらに小さながんを見つける検査が超音波内視鏡。胃に内視鏡を入れ、すい臓の近くに来たところで超音波を照射。すい臓の姿を捉えることができる。4mmのがんを見つけることができた。もっと早期に発見するための最新検査では塊になる前のがんを見つけることができるという。その名も細胞診。まず、すい臓まで細い管を通し、分泌液を採取。その中の細胞1つ1つを観察し、がん化した細胞を見つける。こうした最新検査を重ねることで初めてすい臓がんの早期発見が実現する。
