全国消費者物価指数(前年比)は生鮮食品除く総合1月が3.2%上昇、総合指数4.0%上昇。こうした食料の値上がりが朝食にも大きな影響を与えている。朝食価格指数は消費者物価指数をベースにしてパンや卵、コーヒーなど朝食に並ぶ10品目を合成したもの。2020年の平均を100とした場合、今年1月の指数は122で価格は1.2倍以上になっている。この朝食価格指数を作ったのが第一生命経済研究所・首席エコノミスト・熊野英生さん。夏場にかけて生鮮食品の価格がさらに上昇し当面は高い伸びを維持するとみている。牛丼チェーンの「すき家」には、朝からビジネスマンたちの姿。すき家では米の価格高騰にもかかわらず全て国産のブランド米を使用している。朝食メニューは16種類も。すき家では朝食時間帯の来店客数に変化が出ているという。すき家は去年11月、米の価格高騰などに対応するため朝食メニューでも値上げを実施したが、客足は好調。
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