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「たかきび団子汁」 のテレビ露出情報

今回は岡山県の鬼城山。吉田類は12月下旬JR吉備線の服部駅に降り立った。鬼城山には温羅という鬼が住んでいたという伝説がある。温羅は吉備津彦に退治されたが、その話が桃太郎のモチーフだと言われる。今の旅のお供は東ちづる。今回は全長5キロ2時間半の行程。
山の麓にある鬼の気配を感じる場所へ。2人の目の前に現れたのは鬼の差し上げ岩。地元では温羅が持ち上げて作ったとされる。石組みの中に入ると鬼の持ち上げた痕跡が見えるという。
登山道へ。いきなり勾配がきつくなり、シダも鬱蒼としてきた。登ること20分、目の前が開け、石垣が見えてきた。ここは鬼の住処の入口とされる。鬼ノ城 北門は30年ほど前に発掘復元されたもので、実際に作られたのは1000年以上前とされる。
北門から歩くこと20分。屏風折れの石垣と呼ばれる場所に到着。断崖絶壁の尾根を石垣がぐるりと囲む。しかし、この城はどんな歴史書にも一切記録が残っていない。
山頂へと向かう道に石垣は延々と続く。山頂部全体が巨大な山城になっていて、かつての城壁は頂上部分をぐるりと囲み全周2.8キロもある。鬼の差し上げ岩から40分で、鬼ノ城 西門が見えてきた。こちらも復元されたもので鬼ノ城の一部である。総社市埋蔵文化財 学習の館の平井さんによると、石を置いている箇所は少なく、ほとんどが版築という工法で造られた土の城壁だという。鬼ノ城にはこうした門が4ヶ所あったとされる。663年の白村江の戦いで、当時の大和政権は百済を助けようと朝鮮半島に出兵したが、唐と新羅の連合軍に大敗北を喫する。その後、敵が攻めてくることを恐れ、全国に山城を作ったとされる。
下山の後は岡山県の地酒で乾杯した。お酒のあては岡山県お郷土料理・たかきび団子汁。東ちづるは「鬼という創造物を作るのは人間にとって都合がいい」、吉田類は「人間を超えた力をもった存在が鬼になった」とコメント。

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