きのう都内のスーパーで野菜売り場に行ってみると、白菜が4分の1サイズで198円だった。このスーパーでは先月下旬から白菜の価格が上昇。例年この時期は4分1カットの白菜は120円ほどで販売していたそう。葉物野菜を中心に今年2月と比較して4割ほど割高に。おととい農林水産省が今月3日～5日の野菜の食品価格動向調査を発表。それによるとキャベツは1キロあたり250円で前週より22％アップ。他にもネギ・レタス・トマトも上昇していた。野菜の価格が上昇した背景については、2月下旬以降気温の低い日が続き、野菜の生育が遅れたことが原因としている。野菜の値上がりに消費者は「値上がりを感じているので、否かに帰ったときにはおばちゃんから野菜をもらったりしています」などと話す。野菜の価格高騰はいつまで続くのか。きのう茨城県で白菜を栽培する生産者を訪ねると畑一面に広がる白菜。出荷状況について生産者に聞くと「通常は4月10日すぎくらいから出始める。晴れも続くという予報なので気温も上がって順調に生育が進んでいるので、来週くらいには皆様のところに立派な白菜をお届けできる」と話す。農林水産省は今後の野菜の価格について、「今月後半には出荷が安定し、価格も下がってくる見通し」としている。
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