中居氏の女性トラブルなど一連の問題を巡るフジテレビのきのうの記者会見について。10時間24分の会見に191媒体437人の記者らが出席。延べ111人の記者からの質問項目は全504問(番組調べ)。番組が質問を改めて分析した結果、最多は「中居氏のトラブルの経緯」、次いで「経営責任・進退」、「中居氏の番組継続」などと続く。会見を専門家と検証。午後4時に始まったフジテレビの2度目の会見は午前2時半前に終了。フジテレビ・港浩一前社長は「視聴者の皆さま、フジテレビは『信用回復』『再発防止』『企業風土の刷新』に向け進みだしている。1日も早く“明るい元気な楽しいフジテレビ”、視聴者の皆さまに喜んでもらえるフジテレビを目指してほしい」と語った。
参加メディアを限定せずオープンな形式で時間無制限で行われたフジテレビの2回目の会見。191媒体、437人の記者らが出席し10時間24分に及んだ。会見中に記者から出た質問の数は504問。発端となった中居氏のトラブルの経緯についての質問が114問と最も多く寄せられた。会見に出席したフジテレビ・嘉納修治前会長、フジメディアHD・金光修社長、フジテレビ・清水賢治新社長らフジテレビ幹部らは中居氏のトラブルを昨年12月の週刊誌報道で知ったと説明。質問の矛先はトラブルの発覚直後に報告を受けていた港前社長に集中した。女性とのトラブルについて中居氏に行った聞き取りの詳細についても質問が飛んだ。港浩一社長は、問題があるとの報告は23年の7月に受けた、様子がおかしいので声をかけて話を聞いたのが発端だと話した。どなたからの誘いで当該女性が中居氏のマンションを訪れたかとの質問には、わからない、中居氏に確認したが守秘義務ということで開示されなかったと回答した。港社長が当該女性に会ったことはあるかについては数回、最後は去年の夏だと回答。中居氏に話を聞いたのは誰かとの質問には、正式なヒアリングという形ではないと回答した。続いて多かったのは港前社長と嘉納前会長が辞任するに至った経営責任と進退を巡る質問だった。何の責任があってどのような判断が問題で進退に至ったのかとの質問に、嘉納前会長は会社の責任者なのでこの事案について責任を取るべき、港浩一前社長は、この案件の報告を受けながら最善の方針を立てて進めてきたがその決定に関わった責任だと説明した。また、港前社長はテレビカメラを入れずに行った前回の会見について「メディアの信頼を揺るがすやってはいけない形式だと深く反省している」と話した。大きな判断の間違いだったとして、港前社長は辞任は早い段階で決めていたと説明した。
フジテレビの2回目の会見中に記者から出た504の質問を検証。中居氏が司会を務めていた「だれかtoなかい」などトラブル発覚後も番組に起用し続けた点についても48問と質問が集中。番組の打ち切りができなかったことについて女性の保護以外の理由があるのかとの質問に港浩一前社長は、タイミングはずっと考えていた、女性のコンディションを意識し健康を取り戻し仕事を離れたいとの希望を聞いてやっと番組の休止に向けて作業を進めていったのが実情だと説明した。記者からは視聴率を取ることを優先して起用を継続したのではないかなどとの追及を受ける場面もあった。これに対しては、そういう思いを優先させたことはない、どの番組も数字は取りたいがこの場合の優先順位は女性のコンディションによる影響の大きさだったとした。そして、トラブルを巡るフジテレビ社員の関与についての質問も38問寄せられた。どのような調査を経てフジテレビは社員がトラブルに関与していないと判断したのかについては、社員Aへのヒアリングや通信履歴の確認、中居氏へのヒアリングなどによる、女性側へのヒアリングが欠けているというのはあるが関与していないと信じるに足ると回答した。会見では港前社長が社員は関与していないと繰り返した。
参加メディアを限定せずオープンな形式で時間無制限で行われたフジテレビの2回目の会見。191媒体、437人の記者らが出席し10時間24分に及んだ。会見中に記者から出た質問の数は504問。発端となった中居氏のトラブルの経緯についての質問が114問と最も多く寄せられた。会見に出席したフジテレビ・嘉納修治前会長、フジメディアHD・金光修社長、フジテレビ・清水賢治新社長らフジテレビ幹部らは中居氏のトラブルを昨年12月の週刊誌報道で知ったと説明。質問の矛先はトラブルの発覚直後に報告を受けていた港前社長に集中した。女性とのトラブルについて中居氏に行った聞き取りの詳細についても質問が飛んだ。港浩一社長は、問題があるとの報告は23年の7月に受けた、様子がおかしいので声をかけて話を聞いたのが発端だと話した。どなたからの誘いで当該女性が中居氏のマンションを訪れたかとの質問には、わからない、中居氏に確認したが守秘義務ということで開示されなかったと回答した。港社長が当該女性に会ったことはあるかについては数回、最後は去年の夏だと回答。中居氏に話を聞いたのは誰かとの質問には、正式なヒアリングという形ではないと回答した。続いて多かったのは港前社長と嘉納前会長が辞任するに至った経営責任と進退を巡る質問だった。何の責任があってどのような判断が問題で進退に至ったのかとの質問に、嘉納前会長は会社の責任者なのでこの事案について責任を取るべき、港浩一前社長は、この案件の報告を受けながら最善の方針を立てて進めてきたがその決定に関わった責任だと説明した。また、港前社長はテレビカメラを入れずに行った前回の会見について「メディアの信頼を揺るがすやってはいけない形式だと深く反省している」と話した。大きな判断の間違いだったとして、港前社長は辞任は早い段階で決めていたと説明した。
フジテレビの2回目の会見中に記者から出た504の質問を検証。中居氏が司会を務めていた「だれかtoなかい」などトラブル発覚後も番組に起用し続けた点についても48問と質問が集中。番組の打ち切りができなかったことについて女性の保護以外の理由があるのかとの質問に港浩一前社長は、タイミングはずっと考えていた、女性のコンディションを意識し健康を取り戻し仕事を離れたいとの希望を聞いてやっと番組の休止に向けて作業を進めていったのが実情だと説明した。記者からは視聴率を取ることを優先して起用を継続したのではないかなどとの追及を受ける場面もあった。これに対しては、そういう思いを優先させたことはない、どの番組も数字は取りたいがこの場合の優先順位は女性のコンディションによる影響の大きさだったとした。そして、トラブルを巡るフジテレビ社員の関与についての質問も38問寄せられた。どのような調査を経てフジテレビは社員がトラブルに関与していないと判断したのかについては、社員Aへのヒアリングや通信履歴の確認、中居氏へのヒアリングなどによる、女性側へのヒアリングが欠けているというのはあるが関与していないと信じるに足ると回答した。会見では港前社長が社員は関与していないと繰り返した。