つくば市にあるJAXA(宇宙航空研究開発機構)は、民間企業や大学が開発した8種類の最先端の機器を、高度540キロの低軌道の宇宙空間で1年余周回させ、それぞれ正常に作動するか調べるための小型衛星を公開した。公開されたのは小型実証衛星4号機「RAISE-4」。1辺が約1メートルの立方体に近い形をしていて、重量が110キロ近くある。搭載される機器のうち、衛星の姿勢や動きに関わる小型エンジンは、水を燃料にしている他、直径10センチ程のレンズがついたカメラは、宇宙空間の強い放射線にも耐える性能があり、地上側を映した画像による自然災害対策などへの活用が期待されている。RAISE-4は来月下旬~12月下旬の間に、ニュージーランドの施設からアメリカのベンチャー企業が開発した小型ロケットで打ち上げられる予定。
