ローソンストア100が今年のお手ごろおせちを発表した。これまで1パック100円の「100円おせち」として販売してきたが、去年は一部150円の商品が登場。今年はさらなる値上げを発表した。合鴨のスライスや、つぶ貝など15種類はこれまでと変わらず税抜き100円だが、今回から新たに300円の商品が登場。有名日本料理店のレシピをベースにしたという海老の旨煮と、たこ専門メーカーと商品化した酢だこの二品。その他、ふかひれの煮こごりや豚の角煮などは200円で販売される。今までより高めの設定だが、贅沢感を出すのが狙い。おせちの平均価格は値上がりし続けている。帝国データバンクの調査によると2025年のおせちは平均2万7826円。3年連続の値上げ。おせちに使われる原材料の価格はぶりは20%、たこと真だいは10%、牛肉は7%上昇している。海産物を扱う店では正月に人気のかずのこや、いくらなどが並んでいる。特に高騰しているのが鮭。一方で、逆に安くなっているものが、かずのこや、まぐろ。今年は豊漁を受け、仕入れ値は去年と比べると2割ほど安いという。