TVでた蔵トップ>> キーワード

「ならまち糞虫館」 のテレビ露出情報

続いての子ども研究者は奈良県の中学2年生・矢野心乃香さん。シカのフンが大量に落ちている奈良公園では数多くの糞虫が生息している。近年、瑠璃色に輝く美しい「ルリセンチコガネ」の数が減少。大勢の観光客が訪れることにより地面で踏まれここ1~2年で激減したという。矢野さんは「減少するルリセンチコガネを増やす」というテーマで研究を実施。その生態をもっと知るためルリセンチコガネの地中での暮らしを番組と協力し調べることに。糞虫はフンコロガシに代表されるように糞球を作りそれを穴まで持っていって卵を産み付ける。ルリセンチコガネの掘る穴は60cmとモグラやアリなどよりだいぶ深く、オスとメスが協力して穴に糞球を運ぶ。糞球の中で生まれた幼虫は1年間糞球のフンを食べて育つ。地中深くに埋められたルリセンチコガネの糞球をなかなか見つけられなかった心乃香さんは「虫の気持ちがわからないからそこが難しい。研究していくと新しい不思議が増えるからやめることはできないです」と語った。
住所: 奈良県奈良市南城戸町28-13

© 2009-2025 WireAction, Inc. All Rights Reserved.