茨城県・阿見町の弁当店の夫婦が晩ご飯を見せてくれた。家には孫たちの写真があり、8歳の男の子・6歳の女の子が東京に住んでおりよく遊びに来ると答えた。ご飯は家庭菜園のインゲンをごま和えに、地元でとれる真竹のタケノコをきんぴらに。料理はご主人は酒のつまみになるものなら何でもと無頓着だったが、奥さんは店が米屋から弁当店になった時に調理師免許をとって覚えながらレパートリーを増やしたという。他に平たく大きい鍋でゴロゴロ大きな野菜の肉じゃが、奥さんの故郷の秋田から送ってもらったという水草のじゅんさいを酢醤油で。ご主人は食事ができる前から日本酒をあおっており、真竹のタケノコは自分が採ってきたと自慢していた。夫婦の出会いは東京の明治学院大学時代、ご主人が傘を貸してくれた同級生に2年間アタックして恋仲に。27歳で結婚して37年、今では孫の元気な姿が生きがいと答えた。
住所: 茨城県稲敷郡阿見町うずら野4-1-1