養殖のりの全国有数の産地である佐賀県沖の有明海で今月下旬から一番のりの摘み取りが始まった。養殖のりは光合成を行っていない夜に摘むと高い品質を保てるとされ、昨夜小舟にのった漁業者たちが海苔網を巻き取った。この時期の一番のりは口溶けが良く上質で高級品とされる。昨季は赤潮などの影響で記録的な不作となり、販売枚数などの連続日本一が19年で途切れた。今季は雨が少なかったことで一部で栄養が不足しているところはあるが、のりの生育はおおむね順調だという。
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