帝国データバンクによると、今夏に行われる106の花火大会のうち、42大会で有料席料金が値上げされていることが分かった。一般席は平均5227円で6年前より1500円以上高くなっている(帝国データバンク)。人件費や物価高騰による運営コスト増加が値上げの理由だという。来月8日開催予定のびわ湖大花火大会は、約30万人の観客が見込まれているが、大会維持のため最安値席は500円の値上げに踏みきった。最高値席は1万円値上げし10万円で販売。担当者は「高価格帯の席は特に人気が高く需要に応じた価格設定にした」としている。全国の花火大会でも高額化は進んでいて、最高値の席の平均は6年で1万5000円近く値上がり。一般席と比べ約7倍の価格差があり、価格の二極化が進んでいる。帝国データバンクは、観覧を含めた体験価値に見合う「妥当な価格設定」を探る展開が続きそうだとしている。
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URL: http://www.biwako-visitors.jp/bureau/bureau.html
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