- 出演者
- 三谷幸喜 安住紳一郎 中川絵美里 湯山玲子 池谷裕二
オープニング映像。
三谷幸喜が映画「国宝」について、「すばらしい。上映時間が短すぎる。ぜひ続編を作らせてもらいたい」などと感想を述べた。
ギリシャのサントリーニ島でプロポーズをしたアメリカ人カップルだが、自撮りに失敗してしまった。カメラの前に別の観光客が映り込んでいた。
神戸市にあるマンションで24歳の女性が殺害された事件が、きのう急展開。殺人の疑いで、東京都新宿区に住む35歳の容疑者が逮捕された。保険会社に勤める女性がオートロックを解除しマンションの中に入ると、容疑者とみられる男がその後をついていき一緒にエレベーターに乗り込んだという。その直後に悲鳴が上がり、これを聞いた住人がエレベーター内を映すモニターを見たところ女性が襲われている様子が映っていたため、警察に通報。警官が駆けつけたところ、女性は6階のエレベーター前で血を流し仰向けに倒れていたという。容疑者の勤務先の社長によると、容疑者は2006年に大阪の専門学校を退学したあと会社を転々とし、一昨年から今の会社で働いていたという。防犯カメラの捜査などから、容疑者は犯行後に新神戸駅から新幹線で東京に向い、奥多摩駅で電車を降りたことが判明。警視庁の捜査員が身柄を確保した。容疑者は帰宅する被害者を10分以上追跡し犯行に及んだとみられているが、2人に面識があったのかは不明。犯行動機は何だったのか、今後本格的な取り調べが行われることとなる。
夏の甲子園で決勝が行われ、日大三高と沖縄尚学が対戦した。那覇市内の市場から多くの人が声援を送り、沖縄尚学が初優勝を果たした。沖縄では号外に人が殺到するなど、15年ぶりの優勝で沸いた。
連日熱戦が繰り広げられた今大会で、番組が注目したのは熱い応援の舞台裏。今大会で「公立の星」として注目度が増していった県立岐阜商業高校で時の人となったのが、生まれつき左手の指が欠損している横山温大選手。守備と攻撃でスーパープレーを連発し県岐阜商は快進撃を続けたが、惜しくも準決勝で敗退した。一夜明けた学校では、生徒や保護者たちが選手を出迎えた。その中に野球部女子マネージャーの岩田愛菜さんの姿があった。
決勝に進んだ日大三高にも、応援に情熱を注ぐ人たちがいた。総勢約80人で甲子園に駆けつけた吹奏楽部の歴史は古く、甲子園で最初に吹奏楽で応援したとも言われるパイオニア的な存在。日大三高には決勝戦でのみ演奏できる「第二応援歌」という幻の曲がある。準決勝に勝利した後、第二応援歌の楽譜を急きょ手書きで用意したが、宿舎で楽器は使えず口ラッパで練習した。
日大三高と沖縄尚学の決勝戦で、初回に日大三高は1点を先制。しかし沖縄尚学も2回にすぐさま同点に追いついた。日大三高は6回に逆転されるも、2点差を追う最終回にチャンスを作り吹奏楽部も必死の応援。だが無情にも試合は終了し、沖縄尚学が初優勝した。「第二応援歌」は選手たちの健闘を讃え、試合後に演奏された。
捜査関係者によると、きょう午後1時半ごろ渋谷ヒカリエの7階で催涙スプレーのようなものがまかれ、18人がのどの痛みなどを訴えた。そのうち7人が病院に搬送されたが、いずれも意識があり命に別状はないという。傷害の疑いで現行犯逮捕されたのは自称会社員の容疑者で、休憩スペースの椅子をめぐりトラブルになり「頭に来てしまって催涙スプレーを相手に向けて噴射した」と容疑を認めている。
木曜日に鹿児島県沖で突如台風12号が発生し、その8時間後には鹿児島に上陸し猛威をふるった。鹿児島市で2日間での総雨量は300ミリを超え、8月ひと月分の1.5倍の雨が降った。道路はあちこちで冠水し、住宅地を濁流が襲った。一夜明けたきのう、浸水した地域は土砂の撤去作業に追われていた。この後鹿児島は連日の真夏日予報で、厳しい厚さの中での復旧作業を余儀なくされている。
中部国際空港に移送されてきた日本人の男女29人は、カンボジアで特殊詐欺に関与したとみられている。中には10代の少年も3人いて、到着の際はブルーシートで覆われていた。カンボジア北部のポイペトにある拠点で、29人は警察官を装い詐欺の電話をかけるかけ子などをしていて、被害額は今年5月までの4か月間だけで約14億円にものぼるという。この施設は中国系の組織が管理し、1000人近くが暮らしていたという。
特殊詐欺の拠点で、日本人はどんな生活をしていたのか。別の中国系詐欺組織から逃げ出したというタイ人は、「施設から外に出ることはできず、目標額に達しなかったりルールを破ると暴力を振るわれる」などと語った。ノルマを達成できない日本人が別の拠点に売り飛ばされる“人身売買”のようなことも行われていたという。警察は海外の機関と連携し、組織の実態解明を進めるという。
大阪・ミナミの繁華街、道頓堀のビルで火災が発生。消防隊員2人が死亡した。隊員3人が消火活動を行っていたが、5階で天井が崩落。1人は自力で脱出したものの、55歳と22歳の男性が逃げ場を失い窒息死したとみられている。2人の死亡推定時刻は、活動開始からわずか10分後だった。出火原因の可能性として浮上したのが、エアコンの室外機周辺。NITE(製品評価技術基盤機構)によると、室外機の上に灰皿を置きタバコの火の不始末で出火したケースが過去にあるという。また室外機の中に虫が入り、基盤がショートして出火したケースもあったという。防災スペシャリストの野村功次郎氏は「外側に空いた装飾だったり看板をつけていることが延焼を促進した」などと語った。消防によると、火災があったビルはおととし6月の立ち入り検査で6項目の法令違反があるとして行政指導を受けていたが、一部は改善されていなかったという。
今週もクマの出没が相次いだ。青森市の農園ではツキノワグマが捕獲された。この農園ではトウモロコシ約800本が食い荒らされていた。山形では民宿にクマが現れ、建物を破壊した。山形県内ではクマの出没情報が相次いでいて、連日「クマの侵入を防ぐため、戸締まりをお願いします」との呼びかけが行われている。
猛暑が続く中、コロナウイルスが再び猛威をふるい始めている。これまで変異を繰り返してきたコロナウイルスだが、いま増えているのは「ニンバス」でラテン語で雨雲を意味する。オミクロン株から派生したもので、国内感染者の約4割を占めているという。
猛烈な喉の痛みを伴うという、コロナウイルスの“ニンバス”。日本感染症学会専門医の寺嶋穀教授は「これまでいろいろ流行してきた派生株があるが、その中でも広がるスピードが非常に速い。エアコンの効いた室内に人が集まりやすく、猛暑の影響がある」などと指摘した。1医療機関あたりの患者数は9週連続で増加し、8月2週目の患者数は2万2000人を超えていて(厚生労働省)、手洗い、うがい、換気などコロナ対策と熱中症対策の両方が必要。
マイクロソフトの創業者で知られるビル・ゲイツ氏(69)にインタビュー。彼が世に送り出した「Windows」は一時世界シェア90%超えたといわれるほど爆発的に普及。アメリカ・フォーブスの「長者番付」では世界1位に18回、2位に7回輝いた。今回ゲイツ氏が来日したのはTICAD=アフリカ開発会議に合わせ「グローバル・ヘルス」(国境を超え人々の健康を守る支援)を呼びかけるためだった。ゲイツ氏は2000年に「ゲイツ財団」を設立し、感染症・貧困・予防可能な母子の死をなくすことを目標とし、累計12兆円超を支援してきたほか、11億円の子どもたちにワクチンを供給するなどし成果をあげている。ゲイツ氏は「重要なのは子どもたちが生きること。健康で体や脳が成長することです」と語った。こうした活動は両親の「多くを与えられた者は多くを求められる」という言葉が影響している。これは新約聖書に登場する言葉で財産・才能・地位などを多く持った人は責任や行動が求められるというもの。この教えを胸に刻んできたゲイツ氏は今年5月全世界を驚かせる“発表”を行った。それは自身の財産・財団の資金をあわせた約200億ドル=約30兆円を2045年までにほぼ全額支援に回し“使い切る”というもの。昨今の世界情勢では国際支援が縮小する動きもある。アメリカ政府機関の「USAID」は今年7月トランプ政権により支援事業の殆どを停止され事実上“解体”。これにより2030年までに1400万人以上が新たに死亡するとの推計がある。ゲイツ氏は「資金面だけでなく“声を上げる”責任があります。政府に働きかけるべきなんです」としている。
ビル・ゲイツ氏にインタビュー。AIの劇的進化と“失業者”が増える可能性について問われると、「ポジティブなこともたくさんありますが“共に働く”には大きな課題もあると思います」と答え、“破壊的な変化”不安を感じると語った。また「ゲイツ財団」の最終目標について問われると「マラリア(などの感染症)が『なにそれ?聞いたこともない』と言える世界」だと答えた。ゲイツ氏によるとかつて財団などから支援を受けたインド・インドネシア・ベトナムが現在では経済発展を遂げ「支援する側」になっているという。「多くを得た者は責任や行動が求められる」という教えのように国同士で支援の輪が広がることが彼のゴールのひとつかもしれない。
ゲイツ財団はビル・ゲイツ氏が亡くなった後にこのお金を使うという予定だったが、急遽変更し今から20年の間に使い切るという決断をしたという。その額は約30兆円、日本の国家予算の3分の1に相当する。
18位火球。火曜深夜、宇宙の塵や小石などが大気中に燃えて光る流れ星の中でもひときわ明るい「火球」がみられた。今回は推定10m級の大きさともいわれ西日本各地の夜空に眩い光。中でも19日午後11時8分ごろに高知県で撮影された映像は昼間のよう。撮影者は美しい天の川バックが狙いだったが、偶然の1枚が撮れた。