2025年8月2日放送 22:00 - 23:24 TBS

情報7daysニュースキャスター
伊東市長が辞職意向撤回 卒業証書は押収拒絶?

出演者
三谷幸喜 安住紳一郎 中川絵美里 野村修也 豊田祐基子 
(オープニング)
オープニング

オープニング映像。

4日連続で気温40度以上 12年ぶり過去最長に並ぶ

連日暑い日が続いている。きょう、40℃を超えたところは群馬の伊勢崎、前橋、広島の加計。三谷幸喜は「最近、男性の日傘が流行っているじゃないですか。コンビニで買ったんですけど、今週僕初めて日傘さして歩いてみた」、安住紳一郎は「日傘ずいぶん違うみたいですね」などとコメントした。

SNSで話題のワンちゃん 後ろ脚だけで器用に…

合成映像みたいだと話題のインドで暮らす犬(シンバくん)が室内で運動する動画を紹介した。室内で30分ほど運動するが、いつも最後の10分間は後ろ足だけで器用に歩くようになったという。

埼玉・行田市 八潮陥没で点検作業中 マンホールに作業員4人転落 全員死亡

きょう午前、埼玉県行田市で下水道管の点検作業をしていた男性作業員4人がマンホールの中に転落する事故があった。警察によると現場では作業員7人が下水道管の点検作業をしていて、このうち男性作業員1人がマンホールの中に転落。助けようとした男性作業員3人も転落した。消防などによると午後4時すぎまでに作業員4人が救助されたが、4人全員の死亡が確認された。点検作業は今年1月の埼玉・八潮市での陥没事故を受け実施されていた。警察と消防が当時の詳しい状況を調べている。

7DAYS REPORTS
出口見えぬ連日の猛暑日 丹波市で国内最高41.2℃

留まるところを知らない暑さ。今週はついに観測史上最高の気温を記録した。最高気温38.2℃の奈良市では、シカがミストの下から動かない。39.6℃の京都市では、サルが池に飛び込んだ。水曜には兵庫県丹波市で史上最高となる41.2℃を観測。これまでの記録を0.1℃上回った。丹波の両隣でも40℃に達しているが、その要因は山と山の谷間に位置していて、そこに南と北の両方から熱風が吹き降りた。きょうは群馬県伊勢崎市で40.1℃など国内で40℃以上を4日連続で観測。過去最長記録に並んだ。日本だけではなく中国も暑い。貴州省ではラフティングが人気だが、大量のボートが大渋滞を起こした。人数制限をしておらず6000人が参加したという。

陸上100m女王 DVで逮捕 全米選手権を棄権

ロイター通信によるとアメリカの陸上選手、シャカリ・リチャードソン選手が先月27日にDVの疑いで逮捕された。警察の報告書によると男性を柱に突き飛ばしたとされている。きのうから開幕した全米選手権で女子100m予選に出場したが、準決勝は棄権した。リチャードソン選手はパリ五輪女子100mで銀メダルを獲得。9月開催の世界選手権で100m出場が確定している。

中国でまた日本人親子襲撃 石のようなもので母親殴る

木曜日夕方、中国・蘇州市の地下鉄駅構内で日本人親子が襲われ、母親が石のようなもので殴られて頭を縫うケガした。現地当局は容疑者の身柄を確保したが、国籍や性別、動機などは明らかにされていない。蘇州市では去年6月、日本人学校の送迎バスを待っていた日本人親子が切りつけられ負傷、制止しようとした中国人女性が死亡した。蘇州市に住む日本人は「正直またかという感じ」などと述べた。中国では先週から、南京事件を題材にした映画が公開されているほか、9月には軍事パレードなどの行事を予定していて、大使館や総領事館は現地の日本人に対し、反日感情の高まりに注意するよう呼びかけている。

田久保市長が一転続投表明 “卒業証書”の押収も拒否へ

静岡県伊東市の田久保市長が前言撤回。記者から「辞職はしないという会見?」と問われると、田久保市長は「そのように理解していただいて結構でございます」などと述べた。

静岡県伊東市の田久保市長は疑惑発覚後、髪型や髪の色、メイクや服装などが変わってきたが、ついに進退についても変わってしまった。先月18日、田久保市長は「今月中には辞職という形にしたい」と述べていたが、木曜日には一転「公約を実現することを改めてこの場でお約束をしたい」と述べた。卒業証書の提出も百条委員会への出席を拒否した挙げ句の続投表明となった。伊東市・青木副議長は「僕らのところには応援している人なんて一人も来ていません」などと述べた。卒業証書については、先月、田久保市長は「静岡地方検察庁へ提出することにした」と話していたが、木曜の会見で市長の代理人弁護士・福島氏は「押収拒絶権があるのでやはり押収は拒絶する方向になると考えている」などと述べた。市にはこれまで4000件超の苦情や問い合わせがくるなど、職員の仕事にも支障をきたしていた。市役所の全ての部長がそろい、会見前に田久保市長に「辞職を求める意見」を伝えていた。市議会は今後、田久保市長の「不信任決議案」の提出や「刑事告発」も検討している。

“維新”連立の反対の声無し 自公に求める条件とは…

月曜に開かれた自民党の両院議員懇談会。自民党・中曽根青年局長が「いつけじめをつけるかというのを早く示していただきたい」と述べるなど辞任を求める声が相次いだ。石破総理は「続投方針に変わりはないか?」と問われ「ございません」と述べた。水曜、沖縄から来た小中学生の豆記者たちに石破総理は「みんなで助け合っていく。それがとても大事なことだと思っている」などと話した。木曜、両院議員総会を開いた日本維新の会の前原共同代表は「連立に対して反対という意見はなかった」などと述べた。きのう自民党・森山幹事長が日本維新の会・遠藤前国会対策委員長と会談。連携のあり方などを巡り意見を交換したとみられている。

通行人6人を次々切りつけ 48歳男犯行時の異様な姿

月曜、茨城県水戸市の繁華街が騒然となった。

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情報7daysニュースキャスター

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7DAYS REPORTS
通行人6人を次々切りつけ 48歳男犯行時の異様な姿

月曜、茨城県のJR水戸駅近くで通行人の男女6人が刃物で切りつけられた。殺人未遂の疑いで現行犯逮捕されたのは、現場近くに住む容疑者。犯行時、顔を黒いマスクで覆い、刃渡り50cmほどの刃物を両手に持ち、腰にもサバイバルナイフのようなものを2本所持していた。容疑者を知る人は「温厚だけど内弁慶みたいな感じ」などと述べた。自宅からは容疑者が書いたとみられるノート数十冊が押収された。そこには自身の悩みや「誰かに監視されている」旨の内容があったということで警察は事件との関連を調べている。

カムチャツカ沖巨大地震 津波警報で日本列島大混乱

水曜、ロシア・カムチャツカ半島沖でM8.8(アメリカ地質調査所)と推定される巨大地震が発生。空港では天井の一部が崩落。津波が襲い建物が流される被害が出た。影響は日本にも。太平洋側の広い地域に津波警報や注意報が発表され、一時200万人以上が避難指示の対象となった。千葉・一宮町では波が河川に押し寄せる様子が確認された。三重・鳥羽市ではカキの養殖いかだが津波に流された。カキ養殖業・浅尾さんは「カキの絶対的な数は少なくなると思う」、江の島海水浴場協同組合・栗原理事長は「お客さんたちをまず一斉に護岸の方まで上げた」などと述べた。海沿いを走る鉄道は運休。鎌倉駅前のタクシー乗り場は長蛇の列。鎌倉市は急きょ、議場を避難場所として開放した。丸代商店・二見代表取締役は「警報から注意報に切り替わって注意報が解除されたのが翌日だったから思っていたよりかなり長かった」と述べた。発表から約11時間後に津波警報が全て解除、約32時間後に津波注意報が全て解除された。長い時間を要したことについて筑波大学・八木教授は「太平洋の下には天皇海山列がある。海山列に津波がぶつかって日本に反射してくる。結果として予測はしづらいし多くの長い間継続するということになる」などと指摘した。AIで作成されたとみられるフェイク動画がSNSで拡散され、気象庁は誤情報やデマへの注意を呼びかけた。炎天下の避難で熱中症など体調不良になった人は全国で15人報告された(JNNまとめ)。

スイカに魚 クマ被害相次ぐ ごみ捨て中に襲われた女性も

今週も各地でクマの出没が相次いだ。北海道・羅臼町の国道では道の真ん中でシカが襲われ、大渋滞が発生。上ノ国町のスイカ畑では収穫間近のスイカ10個が食い荒らされた。青森では魚の養殖場が被害にあい、1000匹以上のサーモンが死んだ。近くの罠にクマが1頭かかっていて、魚には食べられたような跡があったという。山口養魚場・麦沢さんは「本当にもったいない、ただそれだけ」などと述べた。秋田では障害者施設に入所する女性が襲われた。ごみを捨てに行った際、体長約1メートルのクマに襲われる様子が防犯カメラに写っていて、頭や顔などにけがをし、病院搬送時に意識はなかった。

三代目JSB 今市隆二メンバー 暴行などの疑いで書類送検

三代目 J SOUL BROTHERSの今市隆二メンバーが書類送検された。今年4月5日未明、タクシーの車内で運転手を脅し、腕を引っ張ったりした疑いがもたれている。当時酒によった状態だったというが、取り調べに対し「『殺すぞ』とは言ったが運転手に向けてではない」などと述べた。所属事務所は今市メンバーに対し報酬返上と自宅謹慎を含む厳正な処分を実施したとしている。

田久保市長 一転続投表明 “卒業証書”の押収も拒否へ

スタジオにはロイター通信日本支局長・豊田祐基子、中央大学法科大学院教授/弁護士・野村修也。伊東市の田久保市長が続投の意思を表明したことについて野村は「メガソーラーの反対運動を主導してきたので、それに共感している市民の人たちが支えてくれていると思っている」、「国レベルでエネルギーの政策としてしっかり考えていくべきと考えている」、石破総理について豊田は「自民党も一昔前であれば石破おろしというのが加速する。やっぱり党の力っていうのも弱くなっている気がする」などとコメントした。

2つの名前を持つ男 桐島聡の実像とは?
半世紀におよぶ逃亡生活 2つの名を持つ男の実像

1974年の夏、東京・丸の内のオフィス街で時限爆弾が炸裂し8人が死亡、380人が重軽傷を負った戦後最悪の爆弾テロ「三菱重工爆破事件」。その後立て続けに起きた連続企業爆破事件で指名手配されていた桐島聡容疑者について、去年1月驚きのニュースが駆けめぐった。約半世紀にわたり「内田洋」という偽名で逃亡生活を送っていたが、瀕死の状態となり病院で指名手配犯である本名を告げ、4日後に死亡した。桐島容疑者はなぜ最期に本名を明かしたのか、JNNは1年にわたり関係者を取材。すると同じ人物とは思えない、いくつもの顔が見えてきた。桐島容疑者が死の直前まで暮らしていた、神奈川県藤沢市。今年2月、自宅だった部屋を特別に許可を得て撮影することができた。趣味のギターや自筆の歌詞カード、漫画、映画のDVDなどが積み重ねられ、偽名「内田洋」としての生活の痕跡が残されていた。その一方爆破事件が発生した1974年を振り返る雑誌などもあり、指名手配犯「桐島聡」の姿も垣間見えた。

共に逃亡した男性が語る過激派「桐島聡」

50年前、桐島聡容疑者と同じ過激派グループに所属していた宇賀神寿一氏に話を聞いた。指名手配された当初は、桐島容疑者と一緒に逃亡したという。2人が分かれた7年後に宇賀神氏は逮捕され、懲役18年の判決を受け2003年に出所。2人が所属していたのは「さそり」という過激派で、三菱重工爆破事件で「侵略企業、植民者に対する攻撃だ」と犯行声明を出したのは過激派「東アジア反日武装戦線“狼”」。事件後その東アジア反日武装戦線に「大地の牙」と「さそり」が加わり、単独あるいは3グループ共同で計12件の爆破事件を引き起こした。「さそり」の方針は「被害者を出さない」だったが、1975年に単独で行った建設会社への爆破事件で1人に重傷を負わせてしまった。この爆弾を仕掛けたのが桐島容疑者で、事件後に激しく動揺していたと宇賀神氏は話した。

地元の同級生が語る 学生時代の「桐島聡」

桐島容疑者が過激派になる前の姿を知る人物にも話を聞いた。地元の高校の同級生の岡田龍太郎さんは、桐島容疑者について「どちらかといえば人に影響されやすかった。遊びに行くぞといえば断るようなことをしない男」などと語った。大学4年生の時に桐島容疑者が指名手配されると、同級生は執拗な事情聴取を受けたという。ただ桐島容疑者が三菱重工爆破事件に関わったかのように報じられたことには、「極悪人扱いは許せないところもあった」などと思ったという。報道で知る内容は、岡田さんが知る桐島像とはかけ離れていた。

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