2025年8月9日放送 22:00 - 23:54 TBS

情報7daysニュースキャスター
坂本九さんの妻・柏木由紀子さんが想いを語る

出演者
三谷幸喜 安住紳一郎 中川絵美里 池谷裕二 菊間千乃 
(オープニング)
オープニング

オープニング映像。

オープニングトーク

出演者が挨拶をした。きょうは番組の時間を30分拡大する。今週は九州で大雨が降っている。きょうこれから明日にかけて福岡県、佐賀県、長崎県、山口県で線状降水帯が発生して大雨災害が発生する可能性が高まっている。

長崎・浦上天主堂 80年ぶりに双塔の鐘 復活

きょうは8月9日。80年前のきょう、長崎に原爆が投下された。爆心地から約500mの場所にあり、2つあった鐘のうち1つが大破していた天主堂の鐘が復活した。ノーランさんは全米を回って講演し600人を超えるアメリカ市民から1800万円に上る寄付を集めた。ノーランさんは「この鐘が希望と平和そして絆を育んでくれれば嬉しい」などと述べた。

あなたは嗅ぎわけられる? えのき茸からイチゴジャムの匂い

三谷幸喜は「昔からえのき茸を開けたときの匂いがなにかに似ているとずっと思っていた。ジャムパンだなってことに気がついた」、安住紳一郎は「なぜ三谷さんは小学生でもないのに自由研究をやっているんですか」、匂いを嗅ぎ比べて「パンのイースト菌の匂いじゃないですか」、「なんとなく分かる」などと述べた。

7DAYS REPORTS
鹿児島に観測史上最大の雨 土砂崩れ浸水被害相次ぐ

日照り続きの日本にようやく降った雨。特に被害が大きかった鹿児島県はきのう未明から2回にわたり線状降水帯が発生した。霧島市では24時間雨量が観測史上1位を更新。平年の8月ひとつき分の2倍の降水量だった。姶良市の網掛川は護岸が約50メートルにわたり崩れた。土砂崩れで1棟が全壊。2人が救助されたが、1人が行方不明となり捜索中。霧島市や姶良市で水道管の破損により約3万7000世帯で断水。給水所に長蛇の列ができた。一夜明け霧島市内を取材した。住民は泥に浸かった家財道具を運び出す作業に追われていた。老舗の写真館も床上浸水。中村写真工房・中村さんは「もうめちゃくちゃ」などと述べた。気象庁によると九州南部ではあさってにかけ再び警報級の大雨となる恐れがあり、土砂災害などへの警戒を呼び掛けている。

群馬・伊勢崎で国内最高41.8℃ 夏野菜も打撃 価格上昇か

火曜、群馬県伊勢崎市で日本歴代最高気温となる41.8℃を観測した。新潟県の農家では収穫時期を迎えたトウモロコシが。エフ小杉トウモロコシ担当・鈴木さんは「1000本以上が枯れた」などと述べた。福島ではキュウリが。JAふくしま未来・佐藤さんは「暑くて水が吸えなくなってしまって曲がってしまう」などと述べた。農水省は暑さによる生育不足により、夏野菜の価格が平年をやや上回って推移するとの見通しを示している。

史上初ナイターの開幕戦 甲子園数々の熱中症対策

火曜に開幕した甲子園では様々な対策がとられている。開会式は午後4時に開始。式の途中には水分補給の時間もとられた。試合時間は「2部制」で、開幕から6日間は暑さが厳しい時間帯を避ける。第4試合は毎回ナイターになる。開幕戦は長崎の創成館が3-1で石川の小松大谷に勝利した。審判団の暑さ対策として、帽子とシューズを白に変えた。ミズノスポーツの実験によると、白いシューズは黒いシューズより表面・内部温度が最大約10℃低いという。大会2日目、午前8時から始まった仙台育英と鳥取城北の試合で7回、仙台育英のキャッチャーが熱中症の疑いで足がけいれんし交代となった。仙台育英5-0鳥取城北。続く第2試合でも打席に立った選手がファールを打った直後、突然倒れ担架で運ばれた。開星6x-5宮崎商。

広陵野球部で後輩に暴力 甲子園開幕後の公表が物議

広島代表広陵高校を巡り、部員間の暴力行為が明らかになった。今年1月、当時の2年生部員が1年生部員の部屋を個別に訪れ、カップラーメンを食べたという理由で暴力を振るったという。

理由は“カップラーメン” 広陵野球部で後輩に暴力

広陵高校の野球部員が後輩に暴力を振るった理由は、「カップラーメン」。学校は、持ち込みや飲食禁止のカップラーメンを食べたたべ暴行に及んだと説明。これを把握した学校は2月上旬に日本高野連に報告。高野連は学校を厳重注意処分とし、加害生徒に1か月の対外試合停止処分を下したが、「甲子園出場の判断に変更はない」とした。一方、被害にあった1年生は転校し、先月警察に被害届を提出していた。広陵高校・中井哲之監督は試合前の取材で「今は頑張るしかない」などとコメントした。広陵3-1旭川志峯。

広島・長崎被爆から80年 小学生が語り継ぐ悲劇

長崎に原爆が投下されきょうで80年を迎えた。水曜には広島でも式典が行われ、世界120の国と地域の大使らが出席した。広島で外国人のボランティアガイドをしている小学6年生の佐々木駿くんがガイドをするようになった理由について「原爆ドームを見てどうして建物がボロボロなのに残っているのかなと思った」などと述べた。原爆の日の式典では佐々木くんと関口千恵璃が世界に「悲劇を風化させず記録として被爆者の声を次の世代へ語り継いでいく使命がある」などと訴えた。

死亡した元兵庫県議の妻 立花孝志氏を刑事告訴

NHK党の立花孝志党首が刑事告訴された。告訴したのは元兵庫県議で、今年1月自ら命を絶った男性の妻。男性は斎藤兵庫県知事のパワハラ疑惑などを追及する百条委員会のメンバーだったが、出直し選挙で立花氏は斎藤知事を応援。誹謗中傷を繰り返した。男性の妻は立花氏の虚偽の発言により名誉毀損されたとして刑事告訴。警察に受理された。告訴を受けきのう、立花氏は「名誉毀損したことは認めるが、無罪になると確信している」などと述べた。

今年1月に死亡した元兵庫県議の妻から刑事告訴されたNHK党・立花孝志氏はきのう「これで白黒はっきりつくということで私としては非常に感謝している。無罪になると確信している」、男性の妻は「私は夫の尊厳を守りたい」などと述べた。

公民館で男性(78)刺され死亡 近隣トラブルから54歳男逮捕

殺人などの疑いで逮捕された容疑者は、今月2日に公民館で行われた夏祭りの会合に侵入し、78歳の男性を刺し殺害したとみられている。犯行直後、60人いた会合の参加者たちは机や椅子でバリケードを作り、警察が来るまで容疑者を確保していたという。容疑者の建物の庭木が道路にはみ出していたのを、被害男性が注意したことがあったという。警察は強い殺意があったとみて、詳しい動機を調べている。

横浜・花火大会で爆発火災 コンピューター制御不能に

横浜・みなとみらい地区で行われた花火大会で事故がおきた。花火が爆発を繰り返し、台船が炎に包まれた。船に乗っていた作業員は海に飛び込み無事だった。主催者によると、出火直後に制御システムを操作するも停止できなかったという。鎮火を確認できたのは火災発生から約15時間半後だった。主催者は消防や警察などを入れた第三者委員会を設置し、原因を調べる方針。

遮断器降りた踏切に車進入 列車衝突するも運転手は…

ポーランドで、遮断機が降り始めた踏切に車が進入。立ち往生していたところに列車が衝突し、車の後方部分が大破した。しかし奇跡的に運転席は無事で、運転手にけがはなかったという。

世界の子どもの発明品 大阪・関西万博に集結!

大阪・関西万博で夏休みらしいイベントが開催された。13の国と地域のこどもたちが参加し、約150点の中から優秀な発明品を表彰する「世界青少年発明工夫展2025」が行われた。日本代表の嘉手納杏果さんは小学3年生の頃から発明にはまり、これまでに20作品以上を製作し8個の特許を取得した。今回の発明品は海洋ごみを回収する装置で、小魚を巻き込まない仕掛けが施されているという。嘉手納さんの作品は見事金賞を受賞した。

世界の子どもの発明品 8個の特許を持つ“発明王”/夏休みの自由研究 今はやらなくていい学校も

「世界青少年発明工夫展2025」で金賞を受賞した嘉手納杏果さんについて、池谷裕二は「発明王というより、研究者」などとコメント。菊間千乃は「課題を自分で見つけて、解決策まで探るのはすごい」などとコメントした。

(特集)
乗客乗員520人が犠牲に 日航機墜落事故40年

今から40年前の8月12日、お盆の帰省客や出張帰りの乗客を乗せたJAL123便が墜落し520人が犠牲となった。その犠牲者の中に、歌手の坂本九さんもいた。事故から40年という節目もあり、妻が思いを語った。

歌手・坂本九さんの妻 柏木由紀子さんが語る思い

日航機墜落事故で亡くなった坂本九さんの妻・柏木由紀子さんは、遺族としてことし40回目の夏を迎えた。これまでメディアで事故について多くを語らなかったが、「40年という月日がたち、忘れられたくない」と取材に応じた。坂本九さんは日本人が懸命に働いていた昭和30年代、笑顔と元気を与える前向きな歌詞でヒット曲を量産した。坂本さんと多数共演した黒柳徹子さんは、「テレビの前に家族を一つにした人」などと語った。名曲「上を向いて歩こう」はアメリカでも大ヒットし、ビルボード誌のヒットチャートで3週連続1位を獲得した。この歌は時代をも超え、度重なる大震災やコロナ、事件・事故などな悲しい出来事が起きるたびに誰かが口ずさみ、今に歌い継がれている。柏木さんは1971年に坂本さんと結婚し、長女と次女が誕生した。坂本さんは家族との時間を大切にし、旅行の計画も自ら立てるほどだったという。

乗客乗員520人が犠牲に 日本の航空史上最悪の事故

1945年8月12日、東京・羽田発大阪・伊丹行きの日本航空123便が群馬・御巣鷹の尾根に墜落。乗客乗員520人が死亡した。事故当日、坂本九さんは渋谷でラジオの公開収録に出演。その後大阪へ向かうため日本航空123便に搭乗した。普段は全日空を使うことが多かったが、この日はお盆休みで帰省のピークと重なり、手配できたのが123便だったという。坂本さんは二階席の前方4列目、通路側の席に搭乗していた。午後6時12分に出発後10分ほどで機体に異常事態が発生し、垂直尾翼の約6割が失われていた。異変から6分後、切迫した機内の様子を書き記したり家族へのメッセージを残す乗客の姿があった。123便は気流に流され関東北部の山岳地帯へ向かい、午後6時56分に墜落した。事故当日は墜落場所さえ特定できず、乗客乗員の安否もわからないままだった。坂本九の搭乗が日本中に知れ渡ると、自宅前には報道陣が押し寄せた。事故の翌朝に墜落場所が判明し、自衛隊や消防による懸命な捜索活動が行われた。群馬県藤岡市の体育館には安否情報を求め、3000人超の家族が駆けつけたという。山からは次々と遺体がへリで搬送され、遺体安置所に運び込まれていた。事故から99時間後、坂本さんの遺体発見の一報があった。妻の柏木さんは俳優として復帰し、長女の花子さんは舞台俳優の道へ進んだ。次女の舞子さんは宝塚音楽学校に入学し、それぞれの道を歩み始めた。坂本九さんが最後に歌い、ラジオで一度しか流されなかった「心の瞳」はラジオを聞いた中学の音楽教師によって合唱曲として取り入れられ、全国に広まった。今では音楽の教材にも掲載され、令和の中高生に歌い継がれている。事故から40年、日本航空は事故機体の一部や遺品を自社の施設で展示し、事故関係者による社員向けの講演会を開催。遺族たちは御巣鷹の尾根へ慰霊登山を続けている。

1 - 2

© 2009-2025 WireAction, Inc. All Rights Reserved.