東京・荒川区の明治通りで見つけた謎の行列をつくる看板商品は「アップルパイ」。ちょうどいい酸味と甘味のバランスが最高の割合だとたけるはコメントした。りんごは季節にあった信州産のみを使用し、砂糖と少量のシナモンのみで味付け。1ホールでリンゴ約8個分が使われているという。行列ができていたのは「マミーズ・アン・スリール」の直売所。創業35年の「マミーズ・アン・スリール」は東京・台東区谷中に本店を構え、「大丸東京」地下1階にも出店している。1日に売れるアップルパイは1200個。直売所では形の崩れたものなどを定価の半額でアウトレット販売している。創業者・横川美枝子さん(80)が創業以来毎日工房に立って味を守り続けているのが美味しさの秘密。素材の味を生かすことで飽きのこない素朴な味を生み出している。大量のりんごを使用し厚みがあるため焼き加減が難しく、湿度や天候を見極めて焼き上げるのだそう。