きのう都内のスーパーを訪れると、先月、1玉380円で販売されていた「キャベツ」が1玉108円で販売されていた。農林水産省によると、キャベツの1キロ当たりの卸売り価格は先月上旬から上がり始め、先月14日には260円になった。その後下がり、今月 24日には72円と平年を下回る価格にまで安くなっていた。2月の暖冬と4月の雨などが原因で先月までは出荷が少なかった「キャベツ」は、今月に入り産地が変わったことで出荷が安定し、価格も下がったという。キャベツの値下がりに喜びの声を上げているのは、東京・銀座にあるとんかつ店「イマカツ銀座店」。揚げたてのとんかつの横に添えられた大量の千切りキャベツ。こちらの店では、普段、おかわり無料のキャベツを有料にしていたという。しかし、キャベツの価格が値下がりしたことから現在は、おかわり無料を復活してる。農林水産省によると、「キャベツ」以外にも、「きゅうり」と「なす」が平年の約2割ほど、「ほうれんそう」は約1割下がっているという。「キャベツ」の価格は、今後、梅雨の影響で上がる可能性もあるため、今が買い時だという。