夏休みももう終盤。こどもたちが集まる場所がある。お目当ては“マンガ”。まんがLivingは誰でも無料でマンガを読むことができる。発案者である株式会社小学館集英社プロダクション・山辺さんは「優しい気持ちの共感を積み重ねていく、そういった場を作りたい」などと述べた。山辺さんは21年前、妹を自死で亡くしていた。去年、小中高生の自殺は529人と過去最多になっている(厚生労働省)。マンガを読んだ感想をふせんで貼れるパネルを紹介。東北学院大学文学部・泉教授によると読書は自分の世界観を変化させる効果があり、本を読み“いまを少し離れてみる時間”は大切だという。ウェブサイト「BOOPY」では人間関係やコンプレックスなど投稿された様々な悩みに合わせておすすめの本を処方してくれる。運営者・泉山さんは「カウンセリングを受けるみたいな。大きな自分の勇気がなくても救われる」などと述べた。泉山さんは夏休み明け学校に行きたくないという子に向けて「君たちは今が世界」を選んだ。
チャット相談「あなたのいばしょ」、こころの健康相談統一ダイヤル(0570-064-556)を紹介した。
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