総務省によると先月の消費者物価指数は生鮮食品を除いた指数が2020年の平均を100として109.8となり、去年の同じ月より3.2%上昇した。とりわけ食料の値上がりが顕著で、このうち米類は去年の同じ月より70.9%上昇し過去最大の上昇率を4か月連続で更新する歴史的な高騰となっている。このほかチョコレートが30.8%、コーヒー豆が23.7%と大幅な上昇となっている。一方、生鮮食品を含めた総合指数では去年の同じ月より4.0%上昇し、野菜や果物などの生鮮食品全体でも21.9%の上昇でおよそ20年ぶりの高い水準となった。主なものではキャベツが去年の同じ月から192.5%の上昇とおよそ2.9倍に、白菜が109.9%の上昇でおよそ2.1倍などとなっている。