社会問題化する“放置”ホテル。群馬・水上温泉で注目のプロジェクトが進行中。2019年に閉館した大型旅館「ホテル一葉亭」は放置されたままだったが、町は2021年に銀行、不動産会社、東京大学と再生プロジェクトをスタート。建物を全て解体せず一部を残して活用する。跡地にはホテル、商業施設、温浴施設などの開設を計画。社員寮はそのまま残しアートの発信地にする予定。プロジェクトに参加している東京大学大学院の学生がリフォームを担当。メンバーの中には群馬出身の学生も。解体費用は国の補助金、ふるさと納税(企業版)などを活用し多額の解体費用をまかなった。外国人観光客などを取り込みたいとしている。新施設は2028年にオープン予定。地元料理店の女将は、本当に嬉しいの一言、活性化という言葉だけで生き生きしてきますと話した。