スーパーなどでコメの品薄が続く中、農林水産省ではコメの販売状況などについて話し合う会議が行われた。米産業活性化のための意見交換には、コメの生産者や卸売業者など参加。農林水産省は、スーパーでのコメの販売量が前年同期比1.5倍になったと報告。全体の需給については「ひっ迫している状況にはない」としている。出席者は「新米の出回りが始まっているがまだ十分でなく、コメが高値で取引されている」と指摘。木徳神糧米穀事業本部・今野稔副本部長は「我々が望んだ価格ではない」、むらせ米穀事業部商品部・藤本佳部長は「異常な事態と認識している」と話した。出席者からは、今年は新米が早く出回り需要も高いことから、来年の同じ時期に再び不足しないよう「計画的な販売に務めたい」との声も聞かれた。
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URL: http://www.murase-group.co.jp/
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