物価高騰のその中、特に嘆いていたのは年金暮らしのシニア世代。1か月の生活費が約11万円という76歳1人暮らしの女性は食費が1か月に2万円だという。そのため実践しているのは野菜を安い時に買っておいてカットして冷凍にしているという。シニアの女性3人は光熱費も高いと不満が爆発。重宝する野菜は豆苗だという。
妻と年金暮らしの88歳男性は食費を抑えるため1日2食にしているという。年金額は夫婦で1カ月5万円だという。夜ご飯は5個入りのいなりずし2割引き。5個入りを2人で分けるという。70代1人暮らしの男性も1日2食に。買っているウサギのエサ代は外の草だという。一方1日3食を大切にする82歳女性も。1か月13万円の年金で生活をやりくりしているとのことで、1日にかける食費は3食で1000円以下になる日もあるとのこと。大葉100枚108円で購入し、野菜の代わりに活用しているという。朝食にかかった食費は約300円。さらに節約を心掛けながらも気遣っているのは健康。もちきびを含めたご飯を炊いたりしたりしている。健康のためだけでなく腹持ちも良くなる。他にも根菜の煮物など昼食の食費は約350円だった。
同じくらい収入があっても2人暮らしだと食費はどうなるのか?70代の佐藤さん夫婦(仮名)の生活費は、妻の年金と生活保護費を合わせて月13万8000円。そこから固定費が引かれ、食費に使えるのは1か月3万円で、1日1人あたり500円を目標にしている。この日は生活保護の支給日目前ということもあり、冷蔵庫の冷凍室は空っぽ。そして、冷蔵室もあまり食材が入っていない。冷蔵室に入っているのは、タマネギが半分、袋入りカット野菜の残り、ニラと白菜の漬け物。では佐藤さん夫婦は支給日前のこの時、食費にいくらかけていたのか?お昼ご飯を見せてもらうと、作っていたのはインスタントの醤油ラーメンで、白菜の漬物と合わせて1人あたり255円。しかし、よく見ると、片方のラーメンは具なし。妻(78歳)は普段からラーメンには野菜を入れないという。とはいえ、この日、食べた野菜は白菜の漬け物とカット野菜4分の1だけ。実は、野菜よりもコスパが良いものを見つけたそうで、それが青汁。青汁は60袋入りで1回およそ54円で、1袋で食材30品目分の栄養素を補えるという。この日は朝と昼の2食のみで、野菜にかかる費用を青汁で抑えたこともあり、1人あたりおよそ420円だった。
妻と年金暮らしの88歳男性は食費を抑えるため1日2食にしているという。年金額は夫婦で1カ月5万円だという。夜ご飯は5個入りのいなりずし2割引き。5個入りを2人で分けるという。70代1人暮らしの男性も1日2食に。買っているウサギのエサ代は外の草だという。一方1日3食を大切にする82歳女性も。1か月13万円の年金で生活をやりくりしているとのことで、1日にかける食費は3食で1000円以下になる日もあるとのこと。大葉100枚108円で購入し、野菜の代わりに活用しているという。朝食にかかった食費は約300円。さらに節約を心掛けながらも気遣っているのは健康。もちきびを含めたご飯を炊いたりしたりしている。健康のためだけでなく腹持ちも良くなる。他にも根菜の煮物など昼食の食費は約350円だった。
同じくらい収入があっても2人暮らしだと食費はどうなるのか?70代の佐藤さん夫婦(仮名)の生活費は、妻の年金と生活保護費を合わせて月13万8000円。そこから固定費が引かれ、食費に使えるのは1か月3万円で、1日1人あたり500円を目標にしている。この日は生活保護の支給日目前ということもあり、冷蔵庫の冷凍室は空っぽ。そして、冷蔵室もあまり食材が入っていない。冷蔵室に入っているのは、タマネギが半分、袋入りカット野菜の残り、ニラと白菜の漬け物。では佐藤さん夫婦は支給日前のこの時、食費にいくらかけていたのか?お昼ご飯を見せてもらうと、作っていたのはインスタントの醤油ラーメンで、白菜の漬物と合わせて1人あたり255円。しかし、よく見ると、片方のラーメンは具なし。妻(78歳)は普段からラーメンには野菜を入れないという。とはいえ、この日、食べた野菜は白菜の漬け物とカット野菜4分の1だけ。実は、野菜よりもコスパが良いものを見つけたそうで、それが青汁。青汁は60袋入りで1回およそ54円で、1袋で食材30品目分の栄養素を補えるという。この日は朝と昼の2食のみで、野菜にかかる費用を青汁で抑えたこともあり、1人あたりおよそ420円だった。