東京・錦糸町駅から徒歩15分の場所にある中華料理屋「菜来軒」では御年78を迎える福澤さんが店主を務めている。42年続く店は今でも現役で、夜営業に備え、仕込みをこなす。大量の具材らが入った中華鍋も軽々と扱う姿は多くの客を魅了しており、人気メニューの「ニラレバ炒め」は舌鼓が飛び交っている。殆どの料理を一人で手掛けている。福澤さんは加計呂麻島が出身で高校卒業後に中華の世界へ、今では5人の子供と13人の孫に囲まれている。今も働く理由については「ボケないため、若い人との会話もなくなるから。85まで働きたい」などと語っている。