埼玉・上尾のスーパーでは全体でもやしを3~10円値上げ。原材料価格の高騰などを背景に取引先2社が数年ぶりに価格を改定したため。もやしが値上がりすると困るのがラーメン店。1日あたり20~30キロ使う店ではもやしの仕入れ価格は上昇が続き、去年同期比1キロあたり100円値上がりしている。値上がりの裏にある生産者の厳しい状況。埼玉・深谷でもやしを作る会社は原料の豆を海外から調達し、室温・水温を管理した工場で育てることから円安や燃料費の上昇などを背景に生産コストは20年で3倍以上に増加している。もやしの生産者数は2009年度の235から今月1日時点で86に減少。生産者で作る業界団体によると、平均価格が100グラムあたり20円を下回りを続け、価格転嫁が進まないなか廃業・倒産が相次いできた。業界団体は健全な経営ができる価格帯を構築することが重要と訴える。
