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「もりのなか」 のテレビ露出情報

きょうから自殺予防週間が始まった。吉祥寺の書店には生きづらさを感じている人たちに読んでほしい本を集めたコーナーが設けられている。自殺する人が年間2万人を超える中、生きろ!というメッセージを届けたいと設けられた。命の大切さを伝える絵本など100冊余りの本が並べられている。コーナーには、訪れた人に救われた本について聞くアンケートが置かれている。寄せられたアンケートの中には「息子が生きづらさを感じていたときに本の思い出に救われた」という母親の心境がつづられていた。アンケートを書いた岡田陽子さんの思い出の本は一人息子の長男が幼かったときに読み聞かせをした絵本。34歳のときに長男を出産した岡田さんは保育士をしながら子育てする中、少しでも親子の時間を作ろうと始めたのが寝る前の読み聞かせだった。アンケートに記入したのが「もりのなか」という絵本。主人公の男の子が森の中でさまざまな動物と出会って仲よくなる物語だ。物語の終盤、父親が男の子を迎えに来た場面で当時2歳だった長男が感情をあらわにした。
岡田さんが「もりのなか」の絵本の存在を思い出したのは長男が大学生だった6年前。1人暮らしを始めた長男の岳が環境の変化に悩むようになり大学に通えなくなった。SNSでメッセージを送っても連絡がつかない日々が続き実家に連れ戻した。しかし長男は部屋から出ることもできず体重も10キロほど落ちて大学を休学することになった。長男との向き合い方に悩んでいたとき手に取ったのが、あの絵本だった。物語を聞いて涙を流した長男の姿を思い出し信じて見守ろうと決意した。長男の岳さんはカウンセリングを受ける中で1人で抱え込む性格を自覚するようになった。岡田さんが信じてくれる気持ちを感じ、気分が落ち込む前に相談できるようになった。今では週5日、働けるようになった。思い出の絵本に救われた岡田さんは今、暮らしている栃木県にある地域の図書スペースに、吉祥寺の書店と同じコーナーを作った。生きづらさを抱える人たちに大丈夫だよと伝えたいと岡田さんの願いが込められている。この吉祥寺の書店の特設コーナーは今月いっぱいまでの予定。一方、岡田さんは今後、地元の小学校を回ってコーナーに並べている絵本の読み聞かせを行いたいと話した。

他にもこんな番組で紹介されています…

2024年9月10日放送 18:10 - 19:00 NHK総合
首都圏ネットワーク(ニュース)
きょうから自殺予防週間が始まった。吉祥寺の書店には生きづらさを感じている人たちに読んでほしい本を集めたコーナーが設けられている。自殺する人が年間2万人を超える中、生きろ!というメッセージを届けたいと設けられた。命の大切さを伝える絵本など100冊余りの本が並べられている。コーナーには、訪れた人に救われた本について聞くアンケートが置かれている。寄せられたアンケー[…続きを読む]

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