本格的な茶のシーズンを前に、茶の生産が盛んな菊川市では日本に茶を広めたとされる僧侶・栄西禅師の供養祭に献上するための新茶の摘み取りと製茶が行われている。きょうは、菊川市内の広さ50平方メートルの温室に地元の手もみ保存会や茶業関係者ら12人が集まって、「やぶきた」という品種のやわらかな新芽を摘みとった。収穫されたおよそ5キロの茶は地元の茶業研究所に持ち込まれ昔ながらの手もみの技法で煎茶に仕上げていった。
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