茨城の農家では米不足への対策として主食用の米を増やすことにした。今は種もみを発芽させる作業が行われている。その種もみが不足し希望する量が手に入らなかった品種もあるという。政府は米の生産量は十分に足りているものの、投機的な買い占めにより高騰が続いているとしてきた。だが農水省が発表した5kg当たりの平均価格は備蓄米の放出を発表したあとも値上がりが続き、直近では4172円。こうした中、備蓄米の2回目の入札が今日、始まった。対象は山形県産の「はえぬき」など合わせて7万トン。落札された備蓄米は来月中旬以降に店頭に並ぶ見通し。