国産の豚肉が今高騰している。秋葉弘道社長は、1～2か月ぐらい前からずっと高かったがさらにその上で記録的な高値になっていると話した。昨日、東京都中央卸売市場での豚肉の卸売価格は1kgあたり935円で今月3日から昨日まで900円台を超えている。東京市場で統計のある2000年以降過去最高値となっている。農林水産省によると、去年の暑さで豚の体力が落ちうまく繁殖ができない、今年の暑さで肉付きが悪く出荷数が減少し価格に影響が出ているという。鎌倉市のらーめん HANABIでは店主の伊藤幹記さんが、うで肉が20％くらい値上がりしていると話す。養豚業を営むヒラノの平野信代表取締役は、飼料価格が高騰し高止まりしており、3～4年前に比べると単価が150％になっていると話した。農林水産省によると、豚肉の価格は夏に上昇し秋にかけて落ち着くとしているが、平野代表取締役は、買いにくいという印象を持たれて豚肉離れにつながらないか気になっていると話した。