創刊70年を迎えるりぼん。担当編集者が漫画家にアドバイスを送り共に作品を作り上げていくが、編集部は登場人物の心情の変化を丁寧に描くことを大切にしてきたそう。編集長の相田聡一さんはマンガを通して今を生きる少女たちに寄り添うことを目指しているという。またりぼんの歴史から戦後に日本の女性が歩んだ足跡が見えてくると指摘する専門家も。1955年の創刊からしばらくは男性作家が主に連載を担っていたが、1970年ごろになると戦後生まれの女性たちが次々に漫画家として連載を開始し、その後も時代の女性像が反映された作品が生み出された。スタジオではトレンドが変わってもマンガの意義は変わらないと感じたなどと話された。