中国政府はきょう1月と2月の小売売上高が前年比で2.8%増加したと発表。消費底上げのカギは?現場を取材。中国国家統計局の付報道官は1ー2月の中国経済は力強いスタートとなり新たな方向に向けて好転の兆しを見せていると述べる。鉱工業生産は前年比で全体6.3%のプラス。背景は春節連休。旅行などの観光支出が増えた。インフラ投資は11.4%のプラス、不動産開発投資は11.1%のマイナス。課題となった消費はまずまずの滑り出し。しかしこれまで消費を押し上げてきた家電などの買い替え補助金は今年が財源がやや縮小。食洗機や炊飯器など一部の家電が対象から外れる。家電メーカーの中には一定額の商品を購入すると特定の地域の観光サービスが無料になる取り組みを始める。背景にあるのは消費構造の変化。中国の個人消費支出について、全体に占めるサービス消費の割合は46.1%に上昇。サービスは前年比で5.6%とモノの消費を大きく上回る。李強首相はサービス消費の質的な向上と国民んへの恩恵を拡大させる行動を実施すると述べる。なかでも注目されている分野は医療・ヘルスケア。アイアル・アイ・ホスピタル・グループは世界で1000近い眼科施設を展開し“眼科の王”の異名をもつ大手の民間医療。来院数はコロナ禍前に比べ2.5倍に増加。クリニックではセミナーを開き、祖父母世代に加え孫世代の来院者数が増加。海外からの医療ツーリズムも増えているという。
