ヨーロッパのスーパーなどでサイバー攻撃が相次いでいる。家庭にある家電が狙われる可能性もある。インターネットに接続できるIoT家電“スマート家電”は外出先から家電を操作し、温度管理や在庫管理ができる。日本のIoT家電市場は2025年時点では約1.9兆円だったが、2035年には約10兆円まで成長する見込み。(Report Ocean)。S&J・三輪信雄社長はIoT家電の脆弱性を指摘している。エアコンがサイバー攻撃を受けると夏場に冷房から暖房に不正操作することも可能。ロボット掃除機・見守りカメラはカメラを悪用し、在宅の有無やプライバシーが侵害される可能性がある。政府はパスワードは複雑なものに変更、ソフトウェアの更新、使用しないIoT家電はネットに接続しないことなどを挙げている。柳澤さんは「潜んでいるリスクを考えると、インターネットに依存するデジタル社会からアナログ社会を考えてみてもいいんじゃないか」、中室さんは「設計段階から安全を確保して販売後も仮にサイバーセキュリティの脆弱性があった場合、対応する責任を事業者側が負うということ」などとコメントした。
