ホテル業界のアカデミー賞と呼ばれる「ワールド・ラグジュアリー・ホテル・アワード」で広島県にある温泉宿「江田島荘」が高級温泉宿部門の世界最高位など3部門を受賞、世界最高位の受賞は日本初の快挙。江田島荘は2021年にオープン、すべての客室から瀬戸内海を一望でき、自慢の温泉では源泉掛け流しの「ぬる湯」に「露天風呂」「足湯」と様々に楽しむことができる。特にこだわっているのが島の素材、地元の漁師や農家から直接仕入れラウンジの壁やベッドボードには江田島で織られた高級壁紙を使っている。昨年5月のG7サミットの際にはドイツ首相の随行団が宿泊、外国人観光客の宿泊が今年の春以降1%未満から全体の10%以上に増加した。受賞について阿部総支配人は「江田島を愛するスタッフがおもてなしをしてきたところが評価されての今回の受賞だと思う」などと話した。