イスラエルは13日、ガザ地区で活動していた部隊が爆発物による攻撃を受けたことへの報復としてハマスの幹部を殺害したと発表した。これについて記者団から停戦合意違反にあたるのかと問われたトランプ大統領は、確認する必要があると答えた。アメリカのニュースサイト「アクシオス」は、ホワイトハウスがイスラエルのネタニヤフ首相に停戦合意違反にあたるとして叱責するメッセージを送ったと伝え、ルビオ国務長官やウィトコフ特使などが強い不満を抱いているとしている。トランプ大統領は自らが仲介した和平計画をめぐり29日にネタニヤフ首相と会談する予定で、停戦合意の遵守とともに国際部隊派遣など計画の第2段階について協議する見通し。国際部隊についてトランプ大統領は今後本格化するとの考えを示した。
