アサヒビールがきょう、主力商品スーパードライの常設コンセプトショップをオープンした。10月の酒税法改正で各メーカーがビールカテゴリーの強化を進める中、ファンの囲い込みも熱を帯びている。東京・浅草にあるアサヒグループの本社ビル。その隣にきょうオープンしたのが、スーパードライに特化した体験型の店舗。提供するビールはスーパードライブランドだけで、最大のこだわりは“冷え”。アサヒビールは「辛口やキレといった持ち味はしっかりと冷えた状態で際立つ」として温度管理を徹底し、ビールを4℃未満で提供する。背景にあるのが10月の酒税法改正。ビールの税率が発泡酒や第3のビールと一本化されることで、各社は改めてビールブランドの価値向上に力を入れている。アサヒは“冷え”の体験を軸にファン拡大を狙い、4℃未満で提供する店舗の認定制度を去年開始した。サッポロビールは、品質基準を満たす店舗を「ザ・パーフェクト黒ラベル」に認定する取り組みを行っている。認定制度は品質の維持だけでなく、飲食店のメリットにもつながっているという。認定を受けている飲食店の井口翔太店長は「付加価値をつけることで、ビールの値段を上げる背中を押してくれる」などと語った。サッポロビールは現在約6500店の認定店を、今年中に8000店へ拡大する計画。
住所: 東京都墨田区吾妻橋1-23-1
