APEC首脳会議にあわせペルーを訪問しているアメリカのバイデン大統領と中国の習近平国家主席は1年ぶりに対面での首脳会談を行う。来年1月に退任するバイデン氏にとっては最後の会談。バイデン氏がウクライナ侵攻を続けるロシアへの軍事支援への懸念を伝えるほか、北朝鮮兵士のロシアへの派遣などについて協議するとしている。台湾周辺や南シナ海での軍事活動の活発化、中国によるサイバー攻撃についても懸念を表明する方針。なお、トランプ次期大統領は中国への強硬派で知られるルビオ上院議員の起用を発表した他、関税の大幅な引き上げを主張している。