中国で開催中のアジア大会、女子バスケットボールの決勝。世界ランキング9位の日本が2位の強豪で開催国の中国に挑んだ。試合は完全アウェーの中、キャプテン・林咲希が魅せる。まずは3ポイントシュートを決め、さらに難しい角度からも3ポイントを決めるなど前半を5点ビハインドで折り返す。一進一退の攻防が続く中、最終第4クウォーターで再び林がゴール下で決め3点差に詰め寄ると、試合は残り45秒。日本のスローインからはじまり、宮崎早織のドリブルから高田真希にパス、フェイクしてシュートするが外れる。リバウンドでもう一度シュート。赤穂ひまわりが決め70-69の1点差。ここから中国の攻撃。日本は守りたいところだが、1点差のため中国も攻めてくる。ゴール下からシュートを決められ3点差に。今度は日本が素早いリスタートで林が3ポイントを決め、ついに同点に追いつく。この時点で残り13秒。しかしその直後、再び中国にリードを許す。残り9秒の日本最後の攻撃。日本はシュートに失敗し、あと一歩届かず。それでも日本は銀メダルで大会を終えた。(中国74-72日本)