開幕まで1年となったアジア大会を目標としているレスリング・藤波朱理に密着。去年のパリオリンピック。藤波は中学時代から積み重ねた連勝記録の先にあった大きな夢をつかみ取った。およそ半年間、レスリングから距離を置いたがもう一度やりたいと心が動く。きっかけの1つがアジア大会だった。復帰にあたって藤波は大きな決断をする。それが金メダルを獲得した53キロ級から実力者が顔をそろえる57キロ級への階級変更。勝ち抜くためにはこれまで以上に精度の高い動きが求められる。後輩との練習でも指導をしながら客観的に動作を分析することを心がけている。先月30日、四日市市で全国の子どもたちを集めたレスリング大会が開かれた。藤波は大会会長を務めた。参加してくれた子どもたちのためにも来年のアジア大会で頂点に立つことが、藤波の新たな原動力となっている。
