カミラ王妃が晩さん会で持たれていたバッグは、雅子さまが今回のイギリス訪問でプレゼントされたもので、九州の伝統織物「佐賀錦」のバッグだという。雅子さまがカミラ王妃の好きそうなものを選び、カミラ王妃もすぐに使用されたという。お二人は、子どもの問題に関心が高いことが共通していて、話が弾んだとみられる。晩さん会では、アデルが歌った映画「007」の主題歌「スカイフォール」が流れた。立石は、チャールズ国王は007の熱心なファンで、国王らしいセレクトだなどと話した。晩さん会は、予定時間の20分遅れで始まった。晩さん会入口で、両陛下と国王夫妻が招待客を出迎えるときに、話が盛り上がり、開始が遅れたという。両陛下は、国賓としての歓迎行事に先立ち、宿泊先のホテルで、ウィリアム皇太子と握手をかわされた。立石は、オックスフォード大学での留学について、ウィリアム皇太子から「よい時間を過ごされましたか」と聞かれ、陛下が「Yes」とおっしゃったことについて、感情のこもった一言で、陛下がいかに留学生活を愛おしい時間だったと思っているかが伝わってきたなどと話した。陛下は、著書のなかで、イギリスを離れる日について、熱いものがこみあげてくる衝動も隠すことはできなかったなどと綴られている。陛下にとって、イギリスは、一般の生活をした唯一の場所で、人生のなかでも宝物のような時間だという。立石は、日英の今後について、両国は、第二次世界大戦後、最も近い関係にあるとも言われていて、経済だけでなく、安全保障面でも、中国を念頭に、合同訓練などを行っているなか、両国を象徴する皇室と王室が結びつきを強めるというのは、より良好な両国関係につながるのではないかなどと話した。
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