日本での移動や宿泊などの滞在費用は全日本柔道連盟が支援している。連盟が主催するチャリティーオークションでの支援を費用の一部にあてている。今回の支援について全柔連は「日本の柔道界・スポーツ界からのエールが選手たちに届き今回来日した選手を少しでも勇気づけることにつながることを願うばかりです」とコメントしている。ウクライナの柔道チームに帯同しているアトランタオリンピックでウクライナ代表として出場したカレンコーチは「オリンピックに出場したいという夢を諦めなくて済む」と話した。また日本合宿の主催者の一人ウクライナのオレクサンドラさんは「一部の受け入れ国では帰化を勧める動きもあるが、ウクライナの国旗を背負ってオリンピックに出場させてあげたい」と話している。中野さんは「こうやって頑張ることを見つけて、日本という遠く離れた所で頑張ることが今戦ってる人の力になり、自分の目標にもなるのは嬉しいですね。応援してあげたい」とコメントした。