人生の最終段階に希望する医療やケアをあらかじめ考えるACPと呼ばれる取り組みを国が進めている。池田誠一解説委員が「厚生労働省は6年前、そのための話し合いを人生会議と名付けてあす11月30日を人生会議の日として普及を進めているが、国の意識調査では、医師はおよそ46%が「よく知っている」と答えたのに対して、一般の人は逆におよそ72%が「知らない」と答えるなど、あまり知られていない状況。ACPは誰よりも自分自身にとって、最後まで自分らしく生きるために大切なもの。治療優先になりがちな医療現場が本人の価値観や人生観に基づいた支援中心に変わっていこうとする取り組みでもあり、私たち自身もできるところから考えて家族や信頼できる人たちに少しずつ話していけたりするといいのではないかと思う」とスタジオで述べた。