ロイター通信によると、ロシアによるウクライナ侵攻でウクライナのスポーツ選手やトレーナーの少なくとも488人が死亡している。パリオリンピックのウクライナ代表選手は139人にとどまっていて、夏季大会で史上最少。その選手ら34人は1日、パリ市に招待され、最高位の勲章である「パリ市大金章」を授与された。パリ市はウクライナに援助金を送るなど全面的な支援を続けてきた。メダルを受け取ったアナスタシアコジェンコワは「戦争で競技に出られない選手が多くいる。今、パリでみんなのために戦おうとしている。正直に言って私たちはすでに勝者だと思う」と大会への思いを語った。