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「アニマルウェルフェア」 のテレビ露出情報

今回は、今世界の人たちを魅了している「和牛」についてのお話。
日本人が牛肉を食べ始めたのは明治時代。欧米列強に負けない強い体作りをしたいという政府の思惑もあった。その後、牛を輸入して在来種とかけあわせて品種改良が進められたがうまく行かなかった。品種改良のやり方を見直そうとしたときには、もうどれが純血在来種か分からなくなるという事態になっていた。幸い兵庫県の山奥に4頭だけ純血在来種の存在が確認でき、そこから品種改良を重ねて誕生した4つの品種が「和牛」として定められた。明治から昭和の和牛創世期、「田尻号」という伝説の牛が存在した。人工授精がほとんどされなかった時代に1500頭近くの子孫を残し、偉大なる和牛の父と呼ばれている。日本の黒毛和牛のほとんどが田尻号の子孫。田尻号は奇跡的に肉質も良かった。今では地域ごとにブランド和牛も誕生している。脂肪融点(肉の脂肪が溶け始める温度)が低いほど、なめらかな食感になる。和牛の脂肪融点は人の体温よりも低いので、口にの中に入れるととろける。とろけるような食感と芳醇な香りを持つ和牛は、外国人にも人気となっている。しかし、国内では和牛を含む牛肉の消費量は伸び悩んでおり、国としても輸出を増やす方針を立てている。和牛が世界で勝負するに当たっては、WAGYUがライバルとなる。WAGYUとは、和牛と同じ遺伝子を持つ外国産の牛のこと。日本の「和牛」よりは「WAGYU」と認定されるための基準がゆるく設定されていることもあり、オーストラリア産のWAGYUは現在、日本産の和牛の10倍世界に出回っている。そんな中、日本では国や畜産業者、販売業者がオールジャパンの体制を組み、和牛の輸出拡大に向けた取り組みを開始している。加工や調理の方法もセットで和牛をプロモーションするなどしている。和牛を世界に広めていく上で、「アニマルウェルフェア」(命をいただく家畜であっても生きている間は幸せに暮らしてもらおうという考え方)も一つの障壁となっている、例えば、EUでは日本のように牛に鼻輪をつけるのは良しとされていない。和牛が海外で活路を開くには課題も多いが、これまで培った食文化も含めた魅力を伝え続けることが、知られざるメイドインジャパンの底力を示すことに繋がるかもしれない。

他にもこんな番組で紹介されています…

2024年9月14日放送 23:30 - 23:45 NHK総合
漫画家イエナガの複雑社会を超定義(漫画家イエナガの複雑社会を超定義)
平飼いや放し飼いなどケージを使わない環境下で鶏が産んだ卵は「ケージフリー卵」と呼ばれ、マクドナルドは25年以内に切り替える方針。すべての動物が健康で、ストレスなく過ごせるように配慮することは「アニマルウエルフェア」と呼ばれ、飼育に関する基準を満たした畜産物、代替肉といったサステナブルフードの市場規模は右肩上がり。遡ること1964年、作家のルース・ハリソンは自[…続きを読む]

2024年7月10日放送 22:00 - 22:58 テレビ東京
ワールドビジネスサテライトWBS X アニマルウェルフェア
哲学者のピーター・シンガーは、功利主義に基づき、動物には意識があり、人間が感じるような苦痛を感じているとし、動物の幸せや福祉を考えるべきだとしている。功利主義は、地球上にあるすべての幸せを最大にして、すべての苦痛を最小にするのがよりよい世界だという考え方だ。日本企業におけるアニマルウェルフェアについて、飯田は、株主からの提案はこれからも増え、それに対する対応[…続きを読む]

2024年4月4日放送 8:15 - 9:55 NHK総合
あさイチ愛でたいnippon
世界中の動物園を800以上訪れ動物園のコンサルタントもしている田井基文さんがスタジオに登場。高知県立のいち動物公園では熱帯雨林に生息する動物などが集まり、熱帯雨林特有のスコールを再現する取り組みをしている。最近はアニマルウェルフェアという考えが声高になっている。

2024年3月29日放送 10:25 - 13:00 テレビ朝日
大下容子ワイド!スクランブルピックアップNEWS
日本動物福祉協会によるとアニマルウェルフェアとは動物が精神的、肉体的に淳分健康で幸福であり環境とも調和していることをである。基本として定められた5つの自由は飢えと渇きから、不快からなどがある。AFP通信によるとフランスではイルカショーやサーカスに野生動物を利用することを禁止する法案が可決し、2026年にはイルカやシャチのショーを禁止し2028年には移動サーカ[…続きを読む]

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