国立科学博物館で好評開催中「大哺乳類展3-わけてつなげて大行進」。2019年から5年、待望の展覧会が再び。国立科学博物館が誇る剥製標本の哺乳類大行進がさらにスケールアップ。500点以上の標本から哺乳類の進化に迫る。まずシロナガスクジラの心臓。166cmと巨大ではあるが、人間と同じ二心房二心室の構造となっている。ただ心拍数は1分間に2回。「大哺乳類展3」のテーマは「分類=わける」と「系統=つなぐ」。見た目・内部の特徴・DNAなどをもとにグループ分けをして哺乳類の進化の不思議に迫る。ココリコ田中厳選の絶対見てほしいオススメ展示を紹介。まずはゾウを比べる。アフリカゾウ・アジアゾウの骨を間近で見比べることができる。続いてサルを比べる。田中が気になったのは頭骨。サルの中でも違いがあるという。続いて足の骨、胃を比べる。紹介されているパキケトゥスはクジラの祖先といわれている。クジラは海での生活に適応するため脚が退化。足首の関節を調べるとある動物と共通点がある。鯨偶蹄目の胃の展示。キリンの胃は4つの部屋に分かれている。大哺乳類展はグッズも充実。