アメリカのホットドッグは、4つのスタイルに分かれる。ニューヨークスタイルは、ザワークラウトや玉ねぎなどがトッピングされたシンプルなもの。ニューヨークは、労働者が多かったため、早くて手軽なホットドッグが根付いたという。シカゴスタイルは、パンにケシの実が入っていて、トッピングを重視する。アメリカの大恐慌時代に、安い素材で彩りや栄養を追求した結果生まれたスタイルだという。デトロイトスタイルは、牛ひき肉たっぷりのチリソースとチェダーチーズが特徴。アリゾナ州のソノランドッグは、ソーセージにベーコンを巻き、ハラペーニョサルサをかけているのが特徴。カネコさんのおすすめは、和製ホットドッグ。札幌にある「THE DAY」の「ソルトレモンドッグ」は、ソーセージに、帯広のエルパソ牧場のどろぶたを使っている。パンは、シロクマベーカリーの北海道産小麦を100%使用した特注。和製ホットドッグは、アメリカと違い、ソーセージにジューシーな豚肉を使用する。パンも、数種類から厳選し、ソーセージとパンの食感にこだわる店が多いという。
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