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- マツコ・デラックス 喜入友浩
今急成長している全国の最新ホットドッグが一挙集結。後半は、絶景の観光船クルーズなど、水上さんぽの世界を紹介。
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2000本以上ホットドッグ食べてきたカネコさんによると、世界のホットドッグの市場規模は、2024年で約9700億円だった。都内には、専門店が23軒ある。中目黒にある「SKOOKUM HOTDOG DINER」の「スクーカムドッグ」は、アボカドやトマト、ベーコンがのっている。表参道にある「HOTDOGGY」の「ホットドッグ」は、ソースにディップして食べる。全国でも専門店が増えている。カネコさんによると、約500万円から始められるキッチンカーから、店を持つ人が多いという。テイクアウトやデリバリー市場が急速に伸びるなか、ワンハンドで食べられて、ソーセージの満足感もあるホットドッグの需要が高まっているという。
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日本で初めてホットドッグが販売されたのは、昭和9年、日米親善野球大会が行われた甲子園球場と言われている。販売したのは、第一次世界大戦で捕虜として日本に連れてこられたドイツ人のヘルマン・ウォルシュケさん。ヘルマンさんは、終戦後も日本に残り、ハムやソーセージの加工技術を日本に伝えた。今、和製ホットドッグが注目されている。ホットドッグの世界を案内するのは、全国2000本以上のホットドッグを食べ歩いてきたカネコさん。神出鬼没のキッチンカーが提供する幻のホットドッグなどを紹介する。
アメリカのホットドッグは、4つのスタイルに分かれる。ニューヨークスタイルは、ザワークラウトや玉ねぎなどがトッピングされたシンプルなもの。ニューヨークは、労働者が多かったため、早くて手軽なホットドッグが根付いたという。シカゴスタイルは、パンにケシの実が入っていて、トッピングを重視する。アメリカの大恐慌時代に、安い素材で彩りや栄養を追求した結果生まれたスタイルだという。デトロイトスタイルは、牛ひき肉たっぷりのチリソースとチェダーチーズが特徴。アリゾナ州のソノランドッグは、ソーセージにベーコンを巻き、ハラペーニョサルサをかけているのが特徴。カネコさんのおすすめは、和製ホットドッグ。札幌にある「THE DAY」の「ソルトレモンドッグ」は、ソーセージに、帯広のエルパソ牧場のどろぶたを使っている。パンは、シロクマベーカリーの北海道産小麦を100%使用した特注。和製ホットドッグは、アメリカと違い、ソーセージにジューシーな豚肉を使用する。パンも、数種類から厳選し、ソーセージとパンの食感にこだわる店が多いという。
幡ヶ谷「パドラーズコーヒー」はコーヒーショップだがホットドッグを食べに来る客が多いという。ソーセージはここでしか味わえないオリジナル。10分以上火を通すことでパリッとジューシーな仕上がり。パンもとうもろこしの粉末がまぶされたオリジナルパンを特注。
浅草「THE DAY east tokyo」は手作りソーセージとクラフトビールのお店。ホットドッグは常時5種類のラインナップがあり、オリジナルソーセージはすべて手作り。生ソーセージを片面3分ずつ焼き、表面がパリッとなったらオーブンで8分熱を入れジューシーに。パンは片面をバターで焼くことでソーセージの肉汁をキャッチする。
祖師ヶ谷大蔵「TACHIBANAYA STAND」はソーセージの調理の仕方が独特。リングイッサというブラジルの生ソーセージをモチーフにしている。ソーセージは旨味を凝縮させていて、熱が全体に伝わると肉汁が溢れ出す。パンはフランスパンとフォカッチャの間のような食感。パンに肉汁を染み込ませるためにソーセージはあえて割って盛り付け、仕上げにチミチュリソースをかける。この「スペシャル チミー」は肉汁が乾く前に食べてもらいたい、賞味期限30分のホットドッグ。
続いて紹介するのはユニバーサル・スタジオ・ジャパンのプレミアム・ドッグ。USJのホットドッグはテーマパークの中でも評価が高いという。プレミアム・ドッグは伊藤ハムと挙動開発のオリジナルソーセージを使用。パンはパークのキッチンで手作り。ユニバーサル・マーケット内のホットドッグカートで販売している。現在、ホットドッグはハロウィン仕様になっている。
和製ドッグの名店「goddog」の「ゴッドドッグ」を試食。マツコさんは「美味しい」などとコメントした。味付けは黒胡椒のみで、ホットドッグでよく使われるザワークラウトの代わりにガリを使用しているという。またパンはパン屋さんに特注で作ってもらっている甘めのパンを使用しているとのこと。
恵比寿ガーデンプレイス内にある「デリカテッセン ヤマブキ」は長野・小諸市で350年続く味噌の名店が立ち上げた自家製ハム・ソーセージの専門店。ここで味わえる「ビッグドッグ」はケチャップやマスタードを使わず、パンとソーセージのみで勝負している。ソーセージは職人が極秘のレシピで作っているとのこと。また赤味噌が入った「赤味噌サルシッチャドッグ」は1日5食限定で販売している。
代々木上原駅から徒歩5分の「極楽食堂」は沖縄のソウルフードが味わえるダイナーバー。ここで味わえるのがパンに全くソーセージが収まっていない超前衛的ホットドッグ。特注のソーセージはボイルして焼くことで表面がパリパリになり、パンにはオリーブオイルを練り込んでもっちりとした仕上がりになっている。味はプレーン・マルゲリータ・アンダルシアチリの3種類。
カネコさんのもう1つのオススメが「chouette torréfacteur laboratoire」のホットドッグ。
豪徳寺駅近くにあるchouette torréfacteur laboratoireのホットドッグはパン・ソーセージ・粒マスタードだけのシンプルスタイルで、材料は全て自家製。パンはフランス発祥の菓子 ブリオッシュをホットドッグに合うように改良している。セットのプレミアムコーヒーとの相性も抜群な一品。
続いて極端に営業時間が短かったり点々と場所を移動するなど、中々食べる機会に恵まれない幻のホットドッグを紹介していく。
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大田区・池上にあるCentral 8 Garageは毎週火曜日の朝5時半から8時のみという極端に短い営業時間で、ホットドッグは店主の祖父が60年以上前にキッチンカーで販売していた昭和レトロな一品。
続いて静岡を拠点にするキッチンカー 014HOTDOGSTANDを紹介。
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- 014HOTDOGSTAND静岡県
静岡市を拠点にするキッチンカー 014HOTDOGSTANDは月に3~4日程度気まぐれで営業するという幻ぶりで、携わっている兄弟2人にそれぞれ本職があるため不定期の営業になっているという。看板メニューはクラシックドッグとチリドッグで、自家製ソースは3年かけて開発した企業秘密のスパイスを練り込んでいる。パンは市内のパン屋 BOULANGERIE 伊藤屋にふわもち食感のホットドッグ用を特注している。
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今回は近年観光や通勤などで再注目されている水上クルーズの世界を紹介。