阿部さんが迫ったのは「監督業を決意した理由」。アル・パチーノさんは映画「ゴッドファーザー」シリーズなどで知られる85歳のベテラン俳優。ジョニー・デップさんとは1997年公開の「フェイク」で共演し、信頼関係を築いたという。「フェイク」の撮影中。監督として新作を撮る構想を話していたというアル・パチーノさん。しかしある日突然、27年後にアル・パチーノさんから電話がかかってきたそうで「ジョニー、君がモディリアーニの映画の監督をした方が良いと思う」と27年の時を経て打診を受けたという。ジョニーさんは「僕は(最初)乗り気じゃなかったんだけど、『やらない理由は?』と思った。アルがやるべきだと思っているんだったらやるべきだ。アルをガッカリさせない、アルの期待を裏切らないようにと」とのこと。久々の監督作品で描いたのは、売れなくても諦めずに活動する芸術家。その人生を変えた3日間の物語で、監督をオファーしたアル・パチーノさんもアートコレクター役で出演している。最新作の裏話にも迫った阿部さん。取材を通じて親交を深め、「ZIP!ポーズ」も一緒にすることができた。
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