今週木曜日、アメリカで打ち上げられた月を周回するNASAの有人宇宙船。月面には着陸せず、月を周って地球に帰還する約10日間の旅。有人で月に向かうのはアポロ計画の1972年以来約半世紀ぶり。当時宇宙船に搭載されたコンピューターは電卓ほどの計算能力しかなかった。なぜ人類は50年以上月から遠ざかっていたのか、科学ジャーナリスト・寺門和夫は「月に行くのは非常にお金がかかる」などと話した。アポロ計画の総費用は約9兆円、現在の価値で30兆円以上(消費者物価指数をもとに計算(日本銀行HPより))。寺門によると50年経ったいま、米国の競争相手は中国。おととし中国は無人探査機で月の土のサンプル採取に成功。2030年までに有人の月面着陸を実現させようとしている。第一次トランプ政権時から月探査を本格化させている米国と新たな覇権争いになるのか。
