2026年5月13日放送 23:06 - 23:55 テレビ東京

アンパラレルド〜ニッポン発、世界へ〜

出演者
若林正恭(オードリー) 山口翔 谷直也 
(オープニング)
今回は…食品ロス削減!“小さなもの”が救う? 真空率最大99.5% 埋もれた技術を社会へ

神奈川県相模原市にある工場ではまた食べられるが捨てることになった大量の食品が運びこまれている。最も多いのが主食で、コメは一日平均9.7トン運ばれ、パンは賞味期限が短いため2.3トン。生麺も一日平均770キロ廃棄される。廃棄食品は一日約45トンにも及ぶ。廃棄食品は豚の飼料にリサイクルし、食品ロス削減のためにシステムには廃棄食品の見える化。一日に出る廃棄食品の種類をデータとして残し企業へフィードバックしている。ある大手スーパーの一週間の廃棄食品の内訳で最も廃棄が多いのは金曜日。730キロも捨てられる。その理由には木曜日のおにぎりフェアで大量に作られやおにぎりが廃棄された可能性がある。

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日本フードエコロジーセンター相模原市(神奈川)
オープニング

オープニング映像。

アンパラレルド〜ニッポン発、世界へ〜
今回は…食品ロス削減!“小さなもの”が救う? 真空率最大99.5% 埋もれた技術を社会へ

東京・世田谷区にある一軒家。インターホールディングスは2019年に創業し、社員は3人。社長の山口翔さんが取り組んでいるのは食品ロスの削減につながる技術を継承。家庭でよく使うジッパー付きの保存袋は真空率40~60%。店で売られているものは80%ほど。それ以上は特殊な機会が必要だった、しかし山口さんが継承した技術の逆止弁を使うと最大99.5%の真空率を維持できるという。逆止弁をキャップの中にとりつければ袋の中の空気は外に取り出すことができ、外からの空気入らないようにしている。この逆止弁を使っている飲食店では真空容器に日本酒を入れて使用している。日本酒の劣化を防ぐために使用しているが、サーバーの注ぎ口が繋がっていて、注文が入ると新鮮な状態で保存された日本酒が注ぎ込まれる。長期間保存できるために劣化を抑えて保存が可能。、またコメを真空保存できる容器も開発。ある農家はこの容器を使い込めを保存しているが、真空にすれば常温で6カ月保存が可能。新米と同じ鮮度を保つという。

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orizaそば酒房 笹陣インターホールディングス世田谷区(東京)園部町(京都)御茶ノ水(東京)

この容器を大量生産し、商品化するためにはパートナーが必要。そこで頼ったのは化粧品パッケージを製造しているメーカー。アンプリーの千葉工場の谷直也さんは長年パッケージの製造現場で責任者を務めてきた。その協力を得ることで逆止弁の量産化ができるかもしれない。特許の継承について山口さんは、特許を開発した人から特許を買い取って埋もれてしまっていた技術を広げていくという。また真空パックについては真空という状態にはグラデーションがあり、空気を少しでも抜けば真空と呼べるが、自分たちの技術は最大で99.5%真空状態を維持することができるという。食品ロスジャーナリストの井出留美はその食品ロスの年間の量は一人あたり37キロ。 日本全体では464万トンになるという。また消費期限は安全に食べられる期限で賞味期限は美味しく食べられる期限と紹介した。

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アンプリーインターホールディングス稲毛区(千葉)

逆止弁について山口さんは作ったきっかけに特許をとった先生がNASAのアポロ計画に参画していた人物だったという。アポロ計画はNASAが1961年から72年に実施した有人月探査。人類を月に送り安全に帰還させるためのプロジェクトのこと。ロケットの燃料が劣化しない装置を担当していたという。それを改良して今回作ったのが逆止弁だという。その特許を開発した萩原忠さんは31歳の時にアポロ計画に参画。自ら開発し取得特許は12か国500件に及ぶ。最近考案したのがしぼりたての生しょうゆの基本の技術を開発したという。井出は食品を真空で保存する意味について食品の酸化を防ぎ、切った食材の切り口からの劣化を防ぎことができると答えた。またいかに酸素に触れないようにするかが食品を長持ちする秘訣になると答えた。スタジオでは一週間前に開封した酒と逆止弁を使った容器で真空保存した酒を比べる。若林はその違いが明確だと答えた。

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アフロアポロ計画アメリカ航空宇宙局萩原忠
唯一無二の真空特許技術“白い逆止弁”技術担当者がその強みを説明

逆止弁について谷さんが解説。自然に切り口が閉まる力が強く、素材の硬さ、切る角度、そのための刃物が違っても変わってくるという。シリコンでできている逆止弁はミ単位で長さや角度、幅が決まっていて0.1ミリの誤差でも真空状態を保てない。

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アンプリーインターホールディングス
真空最大99.5%の技術 逆止弁を体感 食品ロス削減の一翼を担うか!?

逆止弁の実力を実際に若林が体験した。香川県と共同で行った実験で逆止弁を使った真空容器で保存したところ、10カ月以上酸化しないことが証明された。その後も牛乳、コメの容器も若林が体験。このコメの容器は逆止弁が2使われていて、持ち手部分をひくと、下の逆止弁の口が開いて袋の中の空気が取り込まれる。持ち手を押すと溜まった空気の圧力で上の逆止弁の口が開き、そこから空気が外へ。これは常温保存でも虫が湧くことはないという。山口さんはこの容器の規模を拡大し、備蓄米など倉庫に保存されているような1トンサイズの真空パックの開発も進んでいるという。

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アンプリーインターホールディングス香川県香川県産業技術センター
食品ロス削減へ向けた様々な方法が登場! 新たな冷蔵法&全世界1億人が登録するアプリ

神奈川県新百合ヶ丘にあるホテル。厨房では焼き上がった肉を機械へ。食品ロス削減の切り札だという。ホテルは客がどれだけ来るのかが予測するのが難しく、作りすぎによる廃棄が課題だった。そこで導入したのがプロトン凍結機という最先端の冷凍技術。従来の冷凍方法では水分が大きな氷の結晶になり細胞を破壊していた。一方で導入したプロトン凍結機は冷風に磁力と電磁波と悔い回せて急速冷凍。氷の結晶を小さく均一にして細胞の破壊を防ぐ。長期保存ができ、作りたての美味しさをキープする。東京・丸の内にあるドーナツ店でも食品ロス削減の取り組みが。午後6時になり、スマホの画面には、受け取りの注文とあるが、その画面を見せて6個入り1609円のドーナツを購入したが、実際に支払ったのは798円。これはデンマーク初の食品ロス削減アプリToo Good To Go 。美味しく食べられるがその日余ってしまった食品をお得に買いたいという消費者が使う。1億2000万人が登録する世界最大の食品ロス削減アプリ。日本では今年の1月にサービスを開始。廃棄予定の商品が半額以下に。こうした取り組みで食品ロスの削減の目標値を達成。ドーナツ種は選べないが閉店の4時間前から購入が可能になるという。ローソンやかっぱ寿司、NewDaysなど300店以上と提携している。また井出は京都市では市民、事業者、行政が一体となった食品ロスゼロプロジェクトを展開。ピークだった2000年代から減少し続けているという。

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NewDaysToo Good To Goかっぱ寿司クリスピー・クリーム・ドーナツ 東京国際フォーラム店プロトン凍結機ホテルモリノローソン丸の内(東京)京都市新百合ヶ丘(神奈川)菱豊フリーズシステムズ
逆止弁で食品ロス削減を目指す山口の転機 生死をさまよってたどり着いた決断

インターホールディングスの山口さんは転機になった出来事に10年前にくも膜下出血になり、一ヶ月間集中治療室に入り、生死をさまよっていたという。医師が両親から告げられたのは明日までの命と覚悟してくださいだった。しかしそこから奇跡的な回復をした山口さん。当たり前に日常は、自分がいなくても回っていくことに気がついて、それならもっと面白いことがしたいと、社会に役に立つことをと一念発起したと語った。インターホールディングスの課題について山口さんは シンプルな発明品だが、特許の開発者は量産にしようとすると興味がなくなってしまう人だという。それを大量生産しクオリティ高く量産しているかだと答えた。

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くも膜下出血アンプリーインターホールディングス
(エンディング)
エンディングトーク

若林は今回の総括をし、シンプルな素材ながら凄みを感じたと答えた。

次回予告

アンパラレルド〜ニッポン発、世界へ〜の次回予告。

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