2026年6月10日放送 10:05 - 10:55 NHK総合

キャッチ!世界のトップニュース
来週開幕G7サミットの焦点は

出演者
川口由梨香 横川浩士 
(オープニング)
オープニング

オープニング映像が流れ、川口らが挨拶した。

(ニュース)
北朝鮮の核開発 言及なし 中朝首脳会談

今回の中朝首脳会談では、朝鮮半島や非核化への言及はなかった。中国が事実上、北朝鮮の核開発を黙認したのではないかという見方も出ている。会談に関する発表などでも、朝鮮半島問題や非核化に関する言及は一切ない。習近平国家主席は、各国の主権と安全を守るとしていて、北朝鮮の核保有を黙認したか、あるいは核問題を後回しにしたのではないかとの見方が出ている。訪問前に、ウラン濃縮施設を公開し、核保有国の地位は代えられないとしていた北朝鮮にとって、満足のいく結果となった形。専門家は、アメリカを牽制するうえで、北朝鮮と連携することに優先順位を切り替えたとみている。中国政府は、朝鮮半島問題での立場は一貫していると述べるにとどめた。アメリカ政府は、米中両国が北朝鮮の非核化という共通の目標を確認したと強調した。

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特集 存在意義問われるG7サミット

フランス・エビアンで、来週15日からG7サミットが開かれる。ことしは、フランスのマクロン大統領がアメリカ、イギリス、ドイツ、イタリア、カナダ、日本の首脳を迎える。アメリカを中心に、かつての西側の先進国の首脳が世界経済や安全保障の課題などについて意見を交わし、対応を協議する。トランプ政権の発足以来、アメリカとそれ以外の国々との間では、関税をめぐる応酬や、デンマーク自治領グリーンランドの領有をめぐる対立などで、足並みの乱れが表面化。今回は、G7の存在そのものが問われる場になりそうだ。

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今回のG7サミットでは、フランスが議長国を務める。マクロン大統領は、10回目の参加となる。去年から変わったのは、日本の高市首相のみ。アメリカと欧州諸国、カナダとの間では、2期目のトランプ政権発足以来、不協和音が絶えなかった。トランプ政権による相互関税をきっかけに、双方で関税の応酬となり、アメリカはウクライナ支援にも消極的になり、NATOに基づく長年の欧米の同盟関係も揺らいできた。ことしに入り、トランプ大統領は、デンマーク自治領グリーンランドの領有を強引に主張したことで、双方の亀裂は更に深まった。アメリカはイスラエルとともに、イランへの全面攻撃に踏み切り、世界経済を混乱に陥れた。各国はますますアメリカと距離を取るようになっている。去年のG7サミットでは、開幕3日前に、イスラエルがイランの核関連施設への攻撃に踏み切り、トランプ氏はその対応にあたるとして会議を途中で切り上げ、慣例となっている包括的な首脳宣言も出されず、サミットは散会した。鴨志田は、トランプ氏はその後、イスラエルとともにイランへの攻撃に加担することになり、世界に衝撃を広げた、それから1年が経ち、アメリカ自身がイランへの全面攻撃に踏み切って、事態を収集できなくなっている中で行われる今回のG7サミットは、去年以上に気まずい空気になりそうだなどと話した。ことし4月に訪日したマクロン大統領は取材に対し、アメリカのイラン攻撃は無責任な暴挙であり、中東にさらなる混乱を広げると批判していた。今回、サミットの議長として、どこまで率直にトランプ氏に物申すのかが注目される。

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G7サミットでは、各国ともアメリカとの変わらぬ幅広い経済関係に加え、ロシアの脅威を前に安全保障が最大の懸案となっている欧州では、強大な軍事力を持つアメリカをNATOに引き止めたいという思惑もある。今回のサミットは当初、今月14日からの予定だったが、トランプ氏の誕生日と重なるとして、アメリカが変更を求め、議長国のフランスは公には認めていないものの、要求に応じるかたちで異例の日程変更を行ったという。G7は去年、始動から50年という節目を迎えた。1975年、当時の中東での戦争に端を発したオイルショックなどに対応するため、フランスのジスカールデスタン大統領と西ドイツのシュミット首相がアメリカ、イギリス、イタリア、日本の首脳をパリ近郊のランブイエに招いて会合を開いた。翌年には、カナダも加えてG7となった。当時は、7カ国で世界のGDPの約3分の2を占め、東西冷戦下で、西側の安全保障上の結束をアピールする場となった。冷戦終結後、ソビエト崩壊後のロシアも加わり、G8となった。アメリカがイギリスとともに、イラク戦争に踏み切ると、フランスやドイツが真っ向から反対。G7に亀裂が走った。ロシアがウクライナ・クリミア半島を一方的に併合したことを受け、ロシアは事実上追放され、再びG7となった。G7に対抗するかたちで、ブラジル、ロシア、インド、中国、南アフリカからなるBRICSも始動。今や、インドネシアなども加わり、加盟国は10にまで増えている。G7が世界全体のGSPに占める割合は、約4割に減少し、購買力はBRICSに追い抜かれている。鴨志田は、G7の存在感が低下しているなか、各国共通の課題である経済安全保障やAI規制などで、なんらかの共同歩調が模索されるとみられる、今回、唯一の初参加となる高市首相だが、日本が欧米間の緊張を緩和する役割を果たせるか、外交姿勢や立ち回りにも注目が集まるなどと話した。二松学舎大学・合六強准教授は、首脳同士が率直に意見交換することにサミットの意義があったが、トランプ氏に物申せば、亀裂が表面化し、国際社会に大きな影響を与えかねない、G7の変わらぬ結束を演出できるかが焦点となるなどとしている。鴨志田は、トランプ氏は、今やアメリカと中国こそがG2だと主張している、来年の議長国はアメリカで、今回のサミットの成否は、今後のG7の在り方を左右しかねない、記念写真や晩餐会で、首脳らがどのような表情を見せるか、マクロン大統領の差配ぶりや高市首相の立ち回り方などに注目が集まる3日間となりそうだなどと話した。

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(ニュース)
月面着陸目指し ドッキングの試験飛行

2年後を目標にアポロ計画以来となるアルテミス計画の宇宙飛行士の月面着陸を目指しているNASAは来年行うとする次の試験飛行の計画を発表、地球の軌道上で行われNASAの宇宙船と民間企業2社の着陸船がドッキングするということ。NASAはアルテミス計画でアメリカ人3人とイタリア人1人が搭乗すると発表した。飛行経験のないアンドレ・ダグラスさんやヨーロッパ宇宙機関の飛行士らなど選ばれた。ドッキングする1つはイーロン・マスク氏のスペースXが製造したスターシップ、もう一つはブルーオリジンのブルームーンということ。ブルーオリジンロケットは打ち上げの際に爆発、スペースXも試験飛行段階で予定より遅れているがNASAは間に合うとし、月面基地の建設を進めるとともに再来年の人間による月面着陸を目指す。

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ワンポイント 「アルテミス計画」次の試験飛行は

今回の試験飛行は元々NASAの計画にはなかったが、今年新たに追加されたもの。NASAは2028年の有人月面着陸を目指しているが、月付近で宇宙飛行士が宇宙船から着陸船に乗り換える計画。NASAとしては今回の試験飛行を追加することで将来の月面着陸のリスクを減らしたい考え。今回の試験飛行で使われる着陸船だが、アメリカの民間企業ブルーオリジンとスペースXの2社が開発を進めている。次の試験飛行計画はブルーオリジン開発の着陸船とNASA宇宙船がドッキング。宇宙飛行士が着陸船に乗り込み機器の確認などを行う。ブルーオリジンの着陸船と分離後、スペースX開発の着陸船とドッキング。宇宙飛行士が宇宙に滞在する期間は2週間ほどになる見込み。スペースXは着陸船の試験打ち上げ実施も開発の遅れが指摘されている。また、ブルーオリジンは先月に新型ロケットが燃焼試験中に爆発。発射場の修復には数ヶ月かかるとの指摘も出ている。ブルーオリジンの発射場はここだけで開発スケジュールへの影響が懸念されている。ニューヨーク・タイムズは2028年の有人月面着陸について“実現可能か懐疑的だ”とする専門家の意見を紹介している。

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開幕直前!カナダでは… サッカーW杯 北中米大会

サッカーW杯北中米大会の開幕が迫っている。アメリカ・カナダ・メキシコの各開催地は街を飾り付け備えている。カナダでは13試合が行われる。バンクーバーでは準備が大詰め。芝の状態を完璧に仕上げる。救急スタッフは予行演習で手順を確認。男子のW杯がカナダで開催されるのは今回が初。カナダでの試合のチケットはまだ完売していない。ただでさえ物が高いバンクーバーでは最も安い350ユーロ(6万4000円余)するチケットを買えない人も沢山いる。でもスタジアムに行けない人々にとっても大きなイベントにしようとしている。多くのパブリックビューイングの企画がある。グラウス山でもW杯を無料で堪能できる。

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FIFA ワールドカップ2026

FIFAワールドカップ2026は日本時間12日開幕。3か国、16の都市で、計104試合開催。日本代表の初戦・オランダ戦は日本時間15日午前5時から。

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ベトナム最後の王朝の宮廷料理を復元

ベトナムの食べ物は生きた文化遺産とも言え、歴史の記憶や民間伝承、哲学をも伝えてる。伝説から生まれた食べ物や宮廷料理、郷土料理の中にはブランド化され多くの人々の生計を支えているものもある。料理をするということは、複雑なプロセスがあり食べ物の中の陰と陽、五行を体現するプロセス。ベトナム中部の古都フエの宮廷料理には独自で洗練された基準がある。そのため再現しようとすると料理人に取っては難しいものがある。フエ出身の料理人は何年もの苦難の末、グエン王朝第2代皇帝の明命帝の4代目の子孫であるグエンさんから、宮廷グエン王朝の宮廷料理の秘伝を受け継ぐことが許された。それぞれの料理には独特な名前も付けられていたという。フエの宮廷料理は、王朝の富裕層の文化を象徴するものでもある。フエの宮廷料理を味わうときには、過去との繋がりに思いをはせつつ洗練された味わいを楽しめる。

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イランへの“自衛のための攻撃”完了

トランプ大統領はホルムズ海峡の上空で、米軍のヘリコプターがイラン側に撃墜されたと明らかにした。これに対し米中央軍は、イランに対する自衛のための攻撃を開始し、日本時間きょう午前SNSへの投稿で、イランに対する自衛のための攻撃を完了したと明らかにした。

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(エンディング)
ストームチェイサー アメリカテキサス州

テキサス州で竜巻への警戒感が強まるこの時期、発生の瞬間は気象レーダーに映らないため、ストームチェイサーからの情報が住民の避難に役立てられる。スーパーセルと呼ばれる回転を伴う積乱雲が現れ、真下に入ると大粒の雹が叩きつけるように降ってきた。今回は幸いに竜巻発生には繋がらなかった。気候変動で竜巻が発生する地域が広がっているという。ストームチェイサーが集めた情報によってより早い警報や人々の行動を促せるという。

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サッカーを愛する国 オランダ 澤穂希がさぐる強さの哲学

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NHKスペシャル FIFAワールドカップ 頂点への道 第2回 決勝へ 強豪国撃破の“秘策”

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