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「アポロ13」 のテレビ露出情報

コンテンツビジネスジャーナリストの長谷川朋子と映画評論家の前田有一がゲストに登場。2024年公開映画興行ベスト10リストを紹介し、前田らは全世界的に見るとこれまで作られたアニメーション映画の中で一番のヒット作がインサイド・ヘッド2であり世界興収であると2500億ほど稼ぎ出しているが日本国内だけで見る年間5位に留まっている特殊な状況にあるとなどと伝えた。長谷川らはディズニーも配信し、Netflixの勢いが動画配信では一番あり、洋画を見たいと思わせる大作が減っているかもしれないなどと述べた。1995年の年間配給収入ランキングのリストを紹介し、前田らは当時の映画は主演俳優の顔が思い浮かぶほどの印象的な作品が多く、現代の作品では新スターが生まれにくくなっている傾向にあるなどと述べた。前田は海外コンテンツがヒットする土壌について日本のテレビの歴史と大いに関係があり、1950年にテレビ放送が始まったが放映時間を埋めるために映画を流すことが多かったため1956年に六社協定が結ばれ当時の映画大手6社がテレビへの劇映画の提供を停止し、それを補うために主にアメリカ産の映画やドラマが放送され洋画を楽しむ基盤ができていたが、2000年以降は洋画放送が激減し名作に触れる機会が若い世代には少なくなっているなどと解説した。
長谷川らは2006年に日本で公開された興行収入が邦画と洋画で逆転したとして2006年の年間興行収入ランキングのリストを紹介。長谷川はこの時期からドラマの延長線上といったテレビのブームを映画の流れにしていたなどと語った。前田は日本ではマルチメディア展開の一番最後の終点として映画があるが、一方でアメリカではオリジナル映画を最初に世に出し、ヒットした作品のメディア展開をプロジェクトしていっており、若い才能あるクリエイターほど上流に行きたがるものであり、日本では漫画原作を目指す人が多く、アメリカの場合はまずハリウッドを目指しているなどと伝えた。
日本が日本人向けに作るコンテンツについて前田は、「地面師たち」などを例に上げ、こうした作品はものすごい制作費をかけており、極悪女王の場合には役者の役作りだけで半年以上の時間をかけハリウッド映画の作風になっており、予算も制作進行も全てが完全にグローバル基準で行われているなどと伝えた。前田は日本ではほとんどが強い原作を持っているのが大きな特徴であり、リスク分散のために日本では製作委員会方式で製作し、そのため安牌を取りがちなために売れている原作の映像化や売れている役者の起用が多い作品になりがちなどと告げた。前田らは日本コンテンツではリスクを避けがちなため角が立つような作品テーマは作られにくく、一方では海外ではそうした作品がキラーコンテンツになっているため日本でも恐れずドンドンやってほしいなどと話した。前田らは「ブラックパンサー」では物語の最後に守ってきた壁を取り払って世界と交流するとヒーローが演説するシーンで終わり、当時はトランプ大統領がメキシコとの間に壁を作ると宣言していた時期であり、凄く分かりやすい形で政治批判していたなどと説明した。
前田は「ゴジラ -1.0」が世界的に評価されたが、アメリカでウケるためにそれ相応の金と人を注ぎ込んで制作しており、東宝が現地アメリカでマーケティングやパブリシティー宣伝の会社を作り、現地のスタッフを沢山雇って戦略を組み立て、そうした努力がアカデミー賞受賞や興行的成功に繋がったなどと伝えた。長谷川は「SHOGUN 将軍」も真田広之主演でアメリカのFXテレビ局が作っており、日本のコンテンツも製作スタッフに海外のクリエイターなどを迎えて共同制作し、長期的に資金調達も行って今までやってきたことの延長線で挑戦してほしいなどと告げた。前田は従来の日本は国内だけでビジネスできていたため問題なかったが、自粛生活を経て人々が配信コンテンツで視聴するようになって環境が一変し、日本でも国内向けの配信コンテンツに注力するようになり、期せずして海外でも評価され始めており日本のクリエイターたちにとっては史上稀に見る大チャンスが到来しているなどと解説した。

他にもこんな番組で紹介されています…

2024年1月14日放送 4:00 - 4:40 TBS
TBS NEWS(ニュース)
JAXAの施設がある北海道大樹町では、一夜限りのドライブインシアターを開催。宇宙施設の観光転用は史上初。参加したのは事前に予約した45台94人。一部、東京から駆けつける客も。宇宙関連企業のPRが流れた後、宇宙を舞台にした映画「アポロ13」を上映。宇宙産業を核にしたまちづくりを進める大樹町。星空も美しいことで有名。

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