ニューヨーク・タイムズによると、CIA・ラトクリフ長官は米国の歴史の中で中国共産党ほど手強い挑戦者はいないとCIA職員にメッセージを送ったという。また、中国向けの動画の目的について「中国の当局者を勧誘し、機密情報を盗み出す」と諜報活動の一環であることを明らかにしている。国際ジャーナリスト・山田敏弘氏に話を聞いた。CIAに関係者によると、SNSを見てコンタクトする人物は多いという。その後、徹底的な身辺調査を行い、少数がスパイに採用。敵対国のSNSで米国の有利な情報や敵対国を混乱させる情報を拡散することも。中国向け動画公開の背景にはトランプ関税の影響も大きいと指摘。トランプ政権は製造業の技術などの知的財産が中国に流出し、米国の競争力が失われることを最も危惧している。トランプ関税で貿易戦争となり情報流出を防ぐため諜報活動を強化していると分析。出演者は「確実に情報線は二重スパイ含めてあるというリアリズムを政治は持たないと非常に危険」等とコメント。